2008/6 マネージャー川端樹理子のダイアリー
2008年6月30日
(月)
大切に

今日は現在の展示「日本」の最終日。
展示替えをする度に来てくださる京都の女性がご来場。
数年前に小学生のお子様にTシャツをお買い上げくださったのだが、
「着てもいいよ」と言っても「もったいない」と言って殆ど着ないそうだ。
「すごく大切にしてます」と。
この女性がやさしそうな素敵な方、幸せそうな家族が目に浮かぶ。

2008年6月29日
(日)
薮内正幸さんの商品

期間限定で薮内正幸さんと松村太三郎さんの商品を販売する。
薮内さんの商品が届いたので撮影した。
凝りすぎるぐらい凝っているデザインが多い佐藤のTシャツと正反対、黒1色刷りでシンプル。
サイズも大きいので男性向き。
税込2千円とお手頃価格。


2008年6月27日
(金)
あたたかいメッセージ

長年、佐藤のファンでお便りをくださる方からあたたかいメッセージをいただいた。
そのまま掲載させていただきます。感謝感謝。続けます!
『いつも、「ダイアリー」楽しく拝見してますから、
忙しい時や、いやな時は書かなくてよいので、続けて下さいね!!!
佐藤邦雄ファンにとっては、先生の周辺記事も読める数少ない場所です。
ぜひぜひ続けて下さいませ!
花音ちゃん・ロンちゃん・ツモちゃんのことはもちろん
ギャラリーやショップを訪れる方々のご様子、
先生が最近どんな仕事をしていらっしゃるのか、
新商品情報、周辺雑記、季節の話題・・・等々・・・
私にとっては、毎日ちょっと立ち寄れる、楽しいスポットなのです!
楽しみを奪わないで〜!!!』

もうひとつほのぼの話。
夕刊の新聞配達の元気な男の子、彼女とケンカをしたのでプレゼントを買いたいと。
「何がいいすかね」19才予備校生。なかなかかっこいい将来有望。
「配達中ちゃうの?」と言うと「大丈夫、ここを最後の配達にしたから」と。
土居と2人で「ソックスは?エコトートは?」といろいろ薦める。
そして、今度夕刊に掲載される事を言うと「すげー!」と。
マグカップとソックスをお買い上げ、ありがとう。
それにしても、ケンカしたからプレゼントするとは優しいじゃあないですか。

2008年6月26日
(木)
「日経新聞さん取材

日経新聞の関西版のページに掲載される事になり、
本日取材。
経済部記者の山根清志さん、
若い頃、猫を10匹飼っていた叔母さんの家で佐藤の作品に出合ったそうだ。
掲載される写真は1枚なのだが、カメラマンの大岡敦さん
いろいろ撮ってみたいと。
3時から始まり、終わったのは6時、
喋り出すと以外と長くなってしまう佐藤。
長時間お付き合いいただき、ありがとうございました。

2008年6月25日
(水)
書く気がうせています

さて、佐藤は私がこのダイアリーを書く事をあまりよく思っていない。
このダイアリーを佐藤邦雄本人が書いていると思っている人が多いようだ。
よく知合いに「書いているんですね」というような事を言われると。
書くどころか、パソコンはもちろん機械系は全くダメというかする気がない。
ここに何が書かれているか、何が掲載されているかも知らないのだ。
奥さんが見ているそうで、たまに見るようだが。
佐藤曰く「あんなん書いてるヒマあったら、他の事出来るやろ!
遊んでる写真や女の人との写真載せんといて、いつも遊んでるアホの会社みたいや。」
私としては、非想な状況で仕事してますーというより、
楽しい事を掲載した方が良いと思っているのだが。
また
「ボクの事は載せんといて、自分の事載せたらいいやん」と。
佐藤の事を載せなければ意味がない、私個人のHPではないのだから。
佐藤は家族が仕事に係わるのを好まないので、
奥さんや息子さんたちが来ても写真は撮らないようにしている。
今度、お孫さんは掲載したいなあと思っているのだが。
でも、そんなに時間のかかる作業ではないとはいえ、他の事が出来るとはいえる。
少々、書く気がうせている今日この頃。

2008年6月23日
(月)
「犬との付き合い方

土佐犬が飼主を殺したというニュース。
飼主に限らず、毎年犬が人を襲ったというニュースを耳にする。
これらのニュースを聞く度、人間の動物に対する認識が甘いからだと思う。
小型犬を2匹飼っているが、オスのチワワはとても警戒心が強い。
急に上から手を出すと怯えて唸り、今にも噛みつきそうになる。
襲おうとしてではなく、怯えて自分の身を守ろうとした結果、襲ってしまう事が多いと思う。
ようするに、下手に怯えさせてはいけないのだ。
上から手を出すのはダメ。
因にうちのワンコは私の事を恋人かお母さんと思っているようで、
ダンナさんが私の横を通るだけで私の足元に走ってきてダンナさんに「ウルルル・・」と唸りながら吠える。
面白いので、私を叩く真似をしたところ、1M程ジャンプして腕に噛みつこうとした。
いちおう守ってくれようとしているようだ。
「何もしてないやん・・」とワンコに言う可哀想なダンナさん。

2008年6月20日
(金)
試作がいっぱい

タオルハンカチの新しいデザイン。
これは2回目の試作品。
1回目の色見が思っていた色と違うと伝えると、2回目は5種類も微妙に違う色見の試作品が届いた。

「4羽の白鳥」はシアンに5%のイエローを入れた微妙なブルーを指定したのだが、
紙と布、しかも毛羽のあるタオル地では出方が違う。濁って見えてしまうのだ。
クローバーのグリーンも微妙だった。
紙に出るような再現性は難しい。
プリント会社泣かせの依頼者だろう。


2008年6月19日
(木)
「東京2

井の頭公園の池

調べものがあり、特許庁へ行った。
入口で身分証明を見せ、荷物検査まであったので、少々びっくり。
サミットの影響、日本の中心部なので、あたり前か。
夕方の約束まで、時間が空いたので吉祥寺にいる福田くんにカフェ付合ってもらう。
私「ジブリ美術館へ行く」
福「あそこは前もって予約せなあかんで」
あきらめる。
うちのギャラリーも
「前もって連絡をいただくかたちにしようか」などという意見もあったが、ふらっと行けないのはつらい。
今日は銀座から吉祥寺まで数件のギャラリーを見たりと歩きどおしだった。


2008年6月18日
(水)
「東京

集英社の八坂健司さんと、山桜桃の前にて

サロンキティさんへ次の秋冬アパレルの商品の確認へ。
長いお付合いなので、これダメですなどという事はまずない。
先に絵型で確認しているので、実際の縫製物を見るのは楽しみだ。
「これ欲しい」と試着させていただいたり、
自分が着たい物をチェックしてしまう。
試作後、各店又取引き先の方々の意見でデザインの修正がされる。
今期は欲しい物が多く、困った。

晩はヤンジャンの仕事をしていた時にお世話になった、八坂さんに同伴していただいた。久しぶりだったのだが、変わらずお元気。
もともと関西出身の八坂さん、とにかく楽しい。

山桜桃の扉の絵は現在「他人にやさしく」のフレンチブルドッグ。


2008年6月17日
(火)
「今日は暑い

次のギャラリーのDMの印刷が上がってきた。
明日・明後日は東京へ行くので、ある程度の段取りは今日中にしたい。
バタバタとしてたら、汗が・・・。今日は暑い!

2008年6月16日
(月)
「日を間違えた

今日はタオカと井上陽水のコンサートへ行く事になっていたはずだった。
フェスティバルホールの前で待ち合わせし、向っている途中、
タオカからメール「ほんまに今日?チケット見てみ?23日の月曜日違う?」と。
チケットを見たら、23日だった。
フェスティバルホールは静まりかえっていた。
ごはんを食べて帰った。

2008年6月15日
(日)
「日曜日
今日はひとりで店番。
梅雨なのに、雨が少ないような・・。
良い天気。

2008年6月13日
(金)
「西口司郎さんの
還暦を祝う会


「西口司郎さんの還暦を祝う会」日時:6月13日(金)7時半〜サロンアイビーにて
声をかけるとあっという間に100人ぐらいになりそうだったので、現在のスプーンとクニオ、近くの人だけでお祝いをした。
左、西口夫妻、奥さんの和子さん(人形劇団クラルテ)
全員のワンショットを掲載しようと思ったのだが、写真嫌いで撮れていなかった人が結構いる・・残念。

2008年6月12日
(木)
「接客

今日は何故か通りすがり、このあたり良く来るけどこの道はいつも使わない、
たまたま今通ったら・・。というお客様が数人ご来店。
今日は殆ど店頭に出ていた。
男性のお客様、佐藤のCD-ROMの作品集をお持ちだとおっしゃる。
これはレア品、すごく凝った内容だったのだが、
CD-ROMの作品集は世の中では受入れてもらうには早すぎる時期の発売だった。
再版される事はないだろう。

そして、とても元気な女性!
痩せなきゃいけないから、小さいサイズを買ってそれが着れるように眺めるとおっしゃる。
私としては、合わない物を売る気になれず「着ないならもったいないです、大は小をかねるです」
お客様「これ可愛い!」私「あっ、それダメ」などというやり取り。
お客様「変な人やな、売りつけたらいいやん。まあ気持ええけどな、言う事聞いとくわ」と。
最終的には沢山お買上いただいたのだが、すすめればもっとお買上いただけたような雰囲気。
私は買物をする時、試着をして明らかに合わないのに「まあ、お似合いです」
と言われるのは気分が悪い。いろいろなお店に入り、参考にさせていただいている。
自分が嫌な事を他の人にするのは違うだろうと思っている。
さて、もう少し融通をきかせた方が良いのか・・・。
みんなが私と同じ感覚ではないだろう。
どちらにしても、お客様に感謝。

2008年6月11日
(水)
「阪急へ

タオカからの写メ。西口さんはパソコンしてないから掲載してもいいかと。

今週金曜日に、身内だけで「西口さんの還暦を祝う会」をすることになっている。
会費から捻出するプレゼントが決まらない。
ある程度決め、その他使える物・・・、ちゃんちゃんこは違うよなあ、
着てる所見たいけど。
タオカに相談すると、わざわざイングスへ行ってくれた。
「可愛いバッグ見つけた!」と写メを送ってきてくれた。
晩に行くと、可愛い店員さんが「もしかして、写メの?」
私「はい、もしかしてバックつけてくれた人?」結局そのバックを購入。
帰りに阪急メンズ館に寄る。こんな仕事をしているのに、初めて。
数カ月前の事、高島屋(難波)と阪急関係の人と話をしていた時、
「阪急さんのメンズ館いいよな、高島屋は床が狭いからメンズはあかんわ」
「いやいや、高島屋さんも・・」などと。
間に立っている私は「やば、まだ行ってない」と思っていた。
この品揃えで、
メンズが一度に見れる所はない、
又通勤用のバックはレディースよりメンズの方が機能的でデザインも良いと思っていたので、自分に欲しいと思うような物がある。
シャツなんかも自分用に・・と見るが試着はしづらい。
閉店間際だったので、またゆっくり行きたい。


2008年6月9日
(月)
DMデザインを入稿

次回、7月3日からのKunio GalleryDMデザインを入稿。
急遽3人展になり、2周年のイベント他、今回は内容が盛り沢山。
薮内さんの作品が加わって、デザインが引き締まった。

このウサギを追う作品は私も見た記憶がある、サントリー愛鳥キャンペーンの作品。
大判のハガキにしたかったのだが、印刷代・郵送費の差額10万円以上を考えると、ええかっこしない事にした。
堅実にいった方が良いと思わせる世の中。


2008年6月8日
(日)
「ボロボ

運転免許の更新に行った。
初回更新なので、奈良県の場合は橿原市の運転免許センターまで行かなければいけない。
免許をとってから違反で捕まったのは、美山の山中でのスピード違反1回だけ。
思い出すと腹が立つネズミ捕り。
免許をとって3年程経ったが、月に数回しか乗らないので、上手いとは言えない運転技術。
頑丈と言われるボルボでも、左側のボディは小キズが増える一方。
他の車だと、もっと凹むらしい。
修理に出す程ではないので、自分で塗料を塗っている。
今日も狭い道を左折する時に「ゴン」という音。
ボルボではなくボロボになってきた。

2008年6月6日
(金)
「顔知られる

佐藤が近所の眼科へ行った。
すると、そこの病院の先生方皆さん佐藤の事を知っていたそうだ。
治療を担当してくださった先生が「光栄です」と言ったそうだ。
佐藤、病院から戻るなりはずかしそうに、この話。
先日、初めてのお客さんに声をかけ話をすると、
その眼科の先生にうちのギャラリーを教えてもらったと聞いた。
佐藤に「目医者行くならあそこに」と言っていたら本当に行った。

佐藤はあまりマスコミに出る人ではないので、絵は知られていても
顔はあまり知られていない。
過去、テレビの出演のお話をいただいても断ったり・・・。
今、発売されている情報誌「大阪人」に掲載されたりで、
ご近所では知られてしまったようだ。
私の立場ではどんどん出て宣伝して欲しいので、
取材のお話をいただくと、勝手に引き受け「受けました!」と言って、
過去「えー!!」と言われた事が多々ある。

2008年6月5日
(木)
「3人展に

次回、7月からのKunio GalleryのDMをデザインしている。
年に1回は他の作家さんとのコラボレーションをしたいと思い、
初回、昨年は人形作家の要海さんにお願いした。

今年は八ヶ岳えほん村の造形作家・松村太三郎さんにお願いし、快く引き受けていただいた。
過去2回、えほん村さんのギャラリーで佐藤の展覧会をしていただいたこともある。
私は交換展覧会など、個人経営の施設で協力し合えないか?という気持もあった。
同時期にえほん村さんでも佐藤の展覧会をする事になり、
その後、松村さんより近くの「薮内正幸美術館」と連動させるというお話をいただき、
急遽、KunioGalleryに薮内さんの作品も拝借させていただける事になった。
残念ながら薮内氏は亡くなられており、息子さんが美術館を運営されている。
八ヶ岳方面は美術館の宝庫。
うちのギャラリーも地方へ出るべきかと、ここにオープンする前迷った。
「都会でホッとする空間を」という思いで、あえて大阪市内で決めたのだが、
大阪府の文化に対する現状など、今後どうなるのか・・・。

2008年6月3日
(火)
「まだ沈んでいる.2

まだ沈んでる。
いろいろな種類の船が取り囲んで何かしているのだが、
沈んだ船が大きいからか、結局そのまま。


2008年6月2日
(月)
「今日は賑やか

左から、
もとスプーンの経理・大森さん、もとアドミレーションセンターの赤木さん・もと第一写植の古川さん。
私・佐藤邦雄。

皆さん変わらず、お元気そうで良かった。

今日は雨にも係わらず、朝からお客様が多かった。
朝の女性、お顔に見覚えがあるので以前にも来てくださった。
「この2・3年クニオコレクションにはまっている!」と。
他店でも沢山お買上いただいており、お見せするお洋服の殆ど、
「それ持ってる」と!とても嬉しくなった。
派手な服を着ると息子さんに「やめてくれ」と言われるそうだが。

そして、ランチから戻ると
もとACグループの経理関係をしていた女性3名!
大森さん10年ぶり以上。
会うなり「まあ貫禄出て!声は変わらんけど」と、
土居と片岡は初対面、私が20代の時代。
「あの頃はブイブイいわせて、もっとスリムやったんよー」と。
それに合わせて佐藤「昔はカッコよかったのになあ・・」と。
カッコいいと思ってたんなら、その時言ってくれればいいのに、
維持するようにがんばったかも・・・。
ブイブイいわせていたつもりはないが、ピリピリしていたと思う。
大森さんは変わらない。

その後、初めてのお客様3名。
皆さん楽しそうな表情なので、こちらも楽しくなる。
皆さん、いっぱいお買上下さった、感謝感謝。
今後、ビジネスを拡大する気持はないのだが、
世の中の気配が暗く、私達のような仕事は衰退下降線を続けている。
多種・多ブランドが溢れ、イラストレーターになりたいという若者は
増え続け、どんどん安価な取引きがされる、先が見えない。
早めに手をひくべきかという気持がよぎる事、多々。
それでも応援してくださる方がいると実感すると、
続けていこうと元気になる。
佐藤の絵は笑みをくれる。


2008年6月1日
(日)
「まだ沈んでいる

もう、6月!
さすがに暑くなってきた。
まだ船が沈んでいる。
他の船が通る時に危ないからだと思うのだが、
船の周囲にオレンジの紐状の浮き輪みたいな物がついており、
テレビドラマなど事件の後につける人型のような船型。
天神祭までには片付けるのだろう。