2006/1-6月
2006年6月5日
無事に家主さんとの条件の合意が出来、工事の内容・段取りなど目まぐるしく忙しくなった。現状ボロボロの建物なので外観の塗装もしなければいけない。そのかわり好きに触れるのでいいが。でもやりたい事をする為には資金がいる。先週、国金に借金の申込に行った。自分が経営者である事を自覚した。約5年越しで物件を探していたので、決めるとこんなにあっという間に進むのか・・・。とにかく出来る事をしていくしかない。物件を決めてから佐藤との言い争いが多い。今日も工事の内容決定と思っていたのに、雑誌のオシャレな階段の写真を見せ「こんなんしたいなあ」と。私、いくらかかると思ってるんですか!!(怒)什器も安い物で考えているのに。先が思いやられる。

2006年5月10日
天神橋大川近くの物件を貸して下さいという申し込みをした。申込金50万円。家主さんが0Kなら返ってこないそうだ。夕方OKの連絡をいただき、一安心。でも契約が終わっていないので少々不安も残る。

2006年5月8日
ゴールデンウィークもあっという間に終わった。毎日洗濯をして、両親とお墓参りに行ったり、知合いが家に来たりとバタバタとしていた。私のダンナさんが勤めていた会社が昨年の9月に自主廃業し、本日やっと就職先が決まった。やれやれ、今日は赤飯でも炊こうかな。

2006年5月6日
ゴールデンウィークなので電話もなくゆったりしている。佐藤は大阪成蹊大のオープンキャンパスへ行っている。昨年から客員教授になって毎年、学生選抜展覧会をする事になりそのトークをする。見に行こうかと思ったが多田氏もいるし、来なくてもいいと言うのでやめた。今日から天気が崩れるようだが昨日まで本当に良い天気。5/3ワンコたちを平城宮跡に連れて行き、帰りに近くのドッグカフェ「ブリーダーカフェ」へ行った。ワンちゃん連れのお客さんでいっぱい。お店の雰囲気も良くオムライスが美味しかった。
奈良市平城宮跡にて、平城京を再現する計画があり、少しずつ建設されている。でも私が生きている間に完成するような規模ではない。

2006年5月1日
1棟貸のビルの工事費の見積もりをとる為にまた行った。佐藤とブックデザイナーの多田氏にも見てもらった。佐藤は最近肩が痛いようで「肩痛いから引越出来ない」と言う・・・。こんな物件もうないと思うんだけどなあ。

2006年4月27日
さて、天神橋大川沿いに気になる物件を見つけた。人通りはないが前が川と公園で気持ちが良い。その物件を見に行ったら、斜向いの1棟貸のビルにテナント募集の貼紙が!!いいんじゃないのこれ!!川沿いから1件外れるが広さは良さそうだ。

2006年4月10日
日経新聞の挿絵の評判がなかなかいいようだ。読者の方から「可愛い」「絵が欲しい」などのメールをいただき感謝感謝。佐藤は連休前のハードスケジュールで眉間に皺。

2006年3月28日
有限会社クニオの設立1周年!1年が早い。

2006年3月27日
BBSの迷惑な書込みが一日60件も書込まれるようになった。自動で書込んでいるようだ。残念だが、中止することにした。ちなみに今日は佐藤の誕生日!「ハッピーバースデー!」

2006年3月24日
本日は広島の福山市よりシスターが中学生の女の子12人を連れて、来社された。狭い所で申し訳ない。大阪の釜がさきの炊出しのボランティアへ参加(体験学習)に大阪へ来られたそうだ。引越どうしようか、やっぱりショップ&ギャラリーがほしいなあ。結局何を妥協するか・・・。

2006年3月13日
鳩の話の続き。鳩用の餌を買ったので毎日ベランダに餌をまいていた。お母さん鳩は餌がなかった時、ずーずーしくも佐藤の部屋に入ってきた!佐藤が「鳩が入ってきた!!」と大騒ぎで逃げ回る鳩を外に出した。そして、糞をしていった。私「鳩の恩返しどころか糞返しだけですねえ」。次の日、もう更新はないであろうと思っていた仕事の更新の連絡が!!鳩の恩返しだったのかな?

2006年3月9日
日経新聞の土曜版についている「日経プラス1」という新聞がある。この紙面の「妙なおはなし」コーナーにカットを描いてもらえないかという依頼があった。佐藤の事をあまり知られないので依頼出来たようだ。佐藤のようにイラストの世界でベテランで描く事に時間がかかりそうな人には「小さな仕事は受けてもらえないだろう」という気持ちが先にあり依頼が来ることは殆どない。確かに1点描くのに通常1週間以上かかる佐藤に1年も出来るとは思えない。でも佐藤は「面白い作品が描けるかもしれないのでやりたい」という。という事で本日、文章を書かれる編集委員足立則夫氏がご来社くださり打ち合わせをした。1ヶ月程前に一度お会いしているのだが、横柄なところがなく品がありお話が楽しく佐藤も楽しそうに珍しく饒舌になっていた。何かこの方はとても優秀な方なのではないかと感じた。喋っているうちに足立氏はかなり活躍されている方だとわかった。お互い知らない者同士で始まった仕事、知らないから実現したお仕事、楽しみだ。でも少々不安。

2006年3月6日
先週の土曜日は知合いとその娘さんと佐藤の4人で食事をした。大阪南船場の「へちもんや」という和創作料理?とても上品な味で美味しい。今、道頓堀の橋周辺が改装工事されており美しくなってきている。久しぶりに通った。もう、阪神が優勝しても川には飛び込めないかな。

2006年3月2日
大阪城の梅(佐藤邦雄撮影)

2006年3月1日
一昨日の事だが、佐藤がキジ鳩のヒナを拾ってきた。ビルの下にいたらしい。羽がはえ変わりだしているので、もう少しで飛べるという感じ。佐藤は鳥は苦手らしく触る事が出来ないという。片岡も苦手で逃げてる。私は小学生の頃、文鳥やセキセイインコを飼っていたのだが、鳩のヒナは可愛くない・・・。
「近くに巣があるだろうから拾った所に置いておいた方がいいのでは?」という事で夕方まで段ボールに入れて置いておいた。でもそのまま・・・とにかく何か食べさせなければという事でパンをお湯で浸しくちばしにもっていくが、全然食べようとする気配がない。佐藤が「食べる物買ってきて!!」というので私は自転車でコーナンへ。そして「鳩の餌」「ヒナの餌」「小さな巣」などを購入し急いで会社に戻り餌を割り箸やストローでくちばしに持っていくのだが、食べようとしない。でも糞はしているので一日は大丈夫だろうという事でその日は佐藤の部屋にお泊まりさせた。
翌日、お母さんが来るかもしれないという事で、ベランダに鳩の餌をまき、段ボールごとヒナを置いた。しばらくすると佐藤が走って来て「お母さんが餌あげてる!!!」と。私も急いで見に行くとヒナは段ボールから出て嬉しそうにお母さんについて歩いている、お母さんはベランダにあった餌をきれいにたいらげている。私はもうすぐ飛べるようになるだろうからこのままベランダにおいて、お母さんに餌をあげましょか、と。
そしてまたしばらくすると佐藤が「ヒナが落ちた!!」と慌ててエレベーターへ。私も追いかけた。落ちた所は見ていないらしいけれどベランダにいなくなっていたらしい。下から見上げると向かいのビルの屋上にお母さん鳩らしいのがいる。ある程度ビルの隙間などを見てもヒナはいないのでオフィス(8F)に戻った。
そして佐藤とベランダから向いのビルの屋上を見ながら「お母さんでしょうねえ」「お母さんが見てる所にいるんちゃうか?」などと喋っていると佐藤が「あれ、近くにヒナいる??」と望遠レンズをカメラに付けて覗くと、ヒナも向いのビルにいたのです。飛んだんだ!!感動!!「良かった」「良かった」鳩の恩返しとかないのかなあ・・・。
余談:鳩のヒナはお母さんの体内で作られるミルクのようなものを食べる、と本に書いていました。
佐藤のアトリエのベランダで出合った鳩の親子
向いのビルにいた鳩の親子

2006年2月21日
相変わらず、外出する時には引越先探しの為、不動産情報を見ている。今日は天神橋商店街方面に行った。将来の事を考えたら購入した方がいいかと思うのだが、大阪市内は高い!3年程前から探しているのだがその頃が一番安かったようだ。機会を逃したな・・・。不動産に関しては本当に縁のものだと思う。世界にひとつしかない物なのだから。迷った物件が3件程あったのだが、佐藤のGOが出ず迷っている間に他者にとられてしまった。このまま、ここに居座ってしまいそうだ。

2006年2月7日
先週から風邪をひき、昨日は久しぶりに会社を休んだ。最近口の中が乾燥しているように感じていたら喘息の予防薬にその作用があると雑誌に書いていた。唾液が少ないと殺菌作用が弱まり風邪をひきやすくするらしい。確かにすぐに扁桃腺があれる。

先週、再生産したカレンダーをご購入いただいた方々へ郵送した。暖かなお言葉を沢山いただき感謝感謝。一瞬来年のカレンダーは止めようかと思ったが、やはり作ろう。

2006年1月25日
さてさて、年明け早々カレンダーに誤表記があることがわかった。数人でチェックしているのに・・・。お買上くださったお客様のメールでわかった次第。心臓が凍るかというぐらいびっくりした。カレンダーを自社で作り初めて10年目になる。以前は単発で他社で作っていただく事が数回あったのだが、佐藤がある程度満足し、メーカーさんが納得できる商品にするのが難しかった。私が言い出しっぺでカレンダーを作ることになったのだが、初年度は販売の方法が分からず、年が明けても売れ残った商品の段ボールが積み上げられ、それを見ながらため息をついた。その後はボチボチだが、ファンの方々に助けられなんとか作り続けている。10年続いているという事で感謝だが、気がゆるんでいたのかもしれない。

2006年1月4日

この年始は本当に寝正月だった。昔の人は親戚や仕事関係の人の家にご挨拶まわりなどするのであろうが、実家に行くだけ。車の免許をとったといえど週に1回近所を走るぐらいでは進歩がない。大阪に出るなんてとんでもない。スピードを出せないので左車線を走りたいのだが、めいわく駐車が多くて車線変更がスムーズに出来ない私には恐怖の大阪自動車事情・・。私は休みの日にはTV深夜映画を見るのが好きなのだが、「血と骨」はかなりえげつない家庭の話で見た後気分がどんよりとした。昨日は「アメリ」を見た。画家の作品も気になっていたのでずっと見ようと思っていた作品だ。映像が良かった、ストーリーは単調なので疲れている時は寝てしまうかな。一言では言い表せない映画だった。佐藤は家に息子さん家族・娘さん家族が来て、お孫さんと遊ぶのが仕事をするより疲れたと、休み明けなのに疲れた顔をしていた。今年はがんばるぞ。