2006/6/16-7/8「Kunio Galleryができるまで」
2006年7月8日
本日は土曜日だからか朝からお客様がよく来てくださった。
釣り竿を持った男の子二人が来てズボンに竿の針が刺さったから取って欲しいと来る。川で鯉が釣れるそうだ。
公園の入口が近くなので犬連れの人が多い、また皆さん気さくだ。1人の女性がお勧めのお店の案内を持ってきてくださった。
このあたりの店を知らないのでありがたい。
2Fギャラリー、プロになる前の作品を少し展示しています。 2Fギャラリー/絹川温子さんと娘の香月ちゃんと佐藤。海外の仕事を手伝ってくださっています。長いお付き合いです。香月ちゃんは13歳、将来美人になりそう。 1Fショップ、(有)クニオ/片岡・川端・土居

2006年7月7日
オープン!
いよいよオープン!天気予報では雨といっていたが、降らなかった。今日もお花がいっぱい届く。
顔見知りのお客様が沢山来てくださり、新しいオープンを喜んで下さった。いつもきてくださっているご夫婦はお二人共、今日が誕生日だそうです。
また、ファンの方からも電報をいただいたり、そして耳が不自由な女の子二人が佐藤の商品を見て歓喜している!作って良かった。
無事に初日終了。閉店後にスタッフ3人片岡・土居とで撮影したのだがピンボケ!!ショック!!明日撮り直そう。
2Fギャラリー(展示室) 2Fギャラリー(展示室) 1Fショップ。完成とは言えないが、取合えず見れるようになった

2006年7月6日
前夜祭
さて、本日は「前夜祭」。昼頃からお祝のお花や観葉植物が山のように届く。
4時頃に佐藤のボス、この方がいなかったら今の佐藤邦雄はいないというような方、挽地氏が美味しそうなパンを持って来られ、
体調がすぐれないからパーティーはゴメンとおっしゃる。そして「いい店や、いいギャラリーや」というお言葉をいただき、
一番目にサインをいただいた。電話でよかったのに・・・。十分お気持ちいただきました。

3
Fをパーティー会場にした。前日に多田さんと伊佐地さんより女の子を手伝いに行かせるというご連絡をいただき、
本当に遅い時間までこき使ってしまった。皆さんを掲載するのは難しく、突然指名でスピーチをお願いした方々は掲載させていただきます。
なれないカメラ担当をしてくれたタオカ(同じ歳でもと同僚)、東京からわざわざ駆けつけてくださった方々。
その他皆様、本当にありがとうございました。
そして北辰・A&Cギャラリー代表の萬本氏、徹夜明けなのに朝から荷物運び掃除まで手伝ってくださり、パーティーもご出席。
北辰の皆様、社長をお借りしてすみません、逆の立場なら怒っています。ありがとうございました。

そしてクニオのスタッフ片岡と土居はずっと食事もせず1Fの受付。ありがとう。

今日は長いダイアリーです。
よく、作家が亡くなってから記念館を作るが、私は絶対本人が存在する時に作りたかった。
もちろん、立派な建物なら申し分ないが、それよりも作者自信の気持ちが入り何より本人が喜んでくれることが一番だ。
10年前もそう言切り作ったが昨年一度クローズするという結果になってしまった。その時、佐藤は二度と作らないと言った。
今回、物件の契約を済ませても佐藤は私と目を合わさない日が続いた。
周囲は佐藤の態度などを感じどうするつもりだ?大丈夫なのか?という感じ。それでも私は強引に進めた。
こういう事は1人の人間が強引にでも動かないと前に進まない。その為に社長になったようなものだ。
別に社長になりたかったのではなく、自分で責任をとる立場にならなければ動かせなかった。
ある時、佐藤が「僕、死んでもいい?!」といきなり真直ぐ私を見て強い口調で言った。私「死んでもいいです!」
この言葉だけ聞くと凄い内容だが、深い意味がある事は解っていた。
佐藤「僕、もう歳やしね、最後まで責任とられへんよ、見てあげられへんよ」私「大丈夫です。」
佐藤「僕の事で背負わせるのいややねん」と。私「私がやりたいからやるんです」本当にそうなのだ。
確かにどんな事も作ることより続ける事の方が難しい。佐藤は若いイラストレーターにいつも「続ける事が才能」と言う。
ただ、会社経営となれば少々違う。自分だけの問題ではないのだ、こだわりだけでは生きていけない。
後悔は絶対しません。でも「長生きしてください、100歳まで生きてください」それは困るからではなく、
ただ存在してくれるだけでいいのです。約15年程前「多田さん辞めるねん僕の事してくれる?」と突然言われ。
後から思い出せば経験がない事だらけでとんでもない失敗をいっぱいした。私ではなく他の人がマネージャーになった方が
いいのではないかと今でも思う。でも佐藤が私でいいと言ってくれる間はできるだけの事をしたい。今日の佐藤は本当に嬉しそうだった。
完成!
朝9時より外観の看板取付作業開始。意外と時間がかかり終了したのは14時頃だった。
正面から
ロゴが小さかったかな
床が抜けてしまうのではないかというぐらい沢山の方々が来てくださった。 新日本印刷:佐野社長。佐藤の田舎の近くに本社があります。20年で会社を大きくされ最近、羽田に工場を作られた。すごい方です。
村上五郎氏(イラストレーター)佐藤のもと上司。 長谷川義文氏(絵本作家)
川田満成氏(イラストレーター) 多田和博氏(ブックデザイナー)。もと私の上司。いつも厳しく、ボロクソに言われている。経営が悪くなったら社長はクビだと。厳しい言葉をいただくが、その中の愛情は十分わかっています。帰りがけに「ジュリコごめん」なんて言って去ったのが可笑しい。
中村譲氏(現在スプーンの社長)男前で有名です。最近まで上司でした。 ロブ・ウィーデン氏(英語の先生)佐藤の作品の英訳は殆どロブがしています
えっ!やっぱり私も挨拶するの?と言ってるところだと思います。言いたい事はいっぱいあるけど手短に済ませた。私が泣いたら佐藤が泣きそう。佐藤の後ろの西山くんが司会進行をしてくれました。 もちろん佐藤も挨拶。佐藤は歌を歌ったり、阿波踊りを披露したり嬉しそうだった。でも、いつものごとく泣いていた。河島英五の「生きてりゃいいさ」が泣けて歌えない。泣き虫なのです。


2006年7月5日
オープンまであと2日だが明日は仕事関係の方を招いて「前夜祭」をするので今日中に片付けなければいけない。
明日の朝、看板の設置に来るギリギリだ。実は私がフラッグのデータサイズを間違えご迷惑をかけてしまった。

このビルは階段が狭く、佐藤の一番大きな作品3点とキタノザウルスの台座を2Fへ上げる事が出来なかった。そこで明日は看板設置作業車が来るので2Fの窓から入れていただくお願いをしていた。
その為には作品の額装をはずさなければいけないのでスプーンの西山君へお願いした。
ところが、実は気の短い佐藤が一回上げてみようと言い出し、窓を外そうと言い出した。人数がいたので作品も額も台座も上げる事が出来た。今日は5名も手伝いに来てくれたのでいろいろはかどった。因に私は昨日は完徹です。さすがにクタクタ。
今日はお祝にビールや観葉植物や電報をいただいた。嬉しい。
明日の天気予報は雨、晴れるといいな。
キタノザウルスの台座を2Fへ
内職を手伝ってくれているタオカミカ(イラストレーター) スプーンの西山君、額を外しています 作品の展示をしている土居、岩西さん、スプーンの河村さん

2006年7月4日
また女の子3名で段ボールの開封から什器の組立。私は昨日判明した什器の不具合を販売店へ連絡したりでSさんでクレーム女で
有名になったかな。
前夜祭用のテーブルクロスその他足りない物を買いに走ったり。購入するとなると気に入る物が欲しく歩き回ってしまう。
佐藤とランチをしながらいろいろ打合せ。私が「細かい事ができずオープンしてからもいつ休めるかわからないです」と言うと
「何も出来てないやん!1ヶ月は休まれへんで!」と厳しいお言葉をいただいた。確かにそうです。いろいろ反省。
今日もみんな遅くまで残業。ありがとう。
足場が外され外観全体が見えた、両サイド壁面の汚さが少々気になる

(株)サロンキティさんよりお祝いにいただいたフィティングルームのカーテン取付 19時頃から宮野くんと常永さん(イラストレーター)が手伝いにきてくれる、ありがたい。猫の手というよりネズミの手も借りたい状況

2006年7月3日
段ボールだらけで身動きがとれない。そんな中に什器一式が届く。すべてパーツなので組立なければいけない。
今日はスプーンへ研修にきている学生の岩西さんが手伝ってくれた。女の子3名で什器の組立。
そして、朝から松葉井さん他2名が通信関係のセッティングに来てくれた。
付合いも長いし今度飲みに行きましょうと誘ってくれたのだが、私はお酒が飲めない見た目は酒豪に見えるようだが、
体質に合わないようだ。飲めないと言うとびっくりされた。
私は法務局へ本店移転申請書を提出、スプーンと挽地氏の所へ行く。そして佐藤と仕事の打合せ。
注文していたライトの確認などへSへ行く。メインのライトが在庫がなく6日になると言われる。
私はまたきれて、6日ならいらない他をあたる!と日本橋へ。
すると片岡から電話「5日に入荷するという連絡がありました」と。最初にもっと調べてから言ってほしい。
夕方から佐藤が気になる所のペンキを塗りに来る。一度塗ったところなども汚いなあと塗っている。
「手すり触ったらあかんで!」と言われたのに、私、片岡、宮野くん触ってしまい、また塗り直し。
私は近所の挨拶回りなど殆ど外出していた。前にいた地域は大きなビルが多くオフィス街だったのだが
今度の地域は天満宮が近くに有り庶民的な町だ。
現在23時20分、佐藤はまだペンキを塗っている。
什器組立中の片岡・土居・岩西さん。

ペンキ塗りを手伝ってくれた宮野くん。 宮野くんの塗り方が気に入らない佐藤。

2006年7月2日
日曜日だが、休んでいられない状態なので片岡も出勤してくれた。横暴で頼りない社長で申し訳ない。
佐藤と塗り残した所のペンキを塗るつもりだったが電気工事をしていたり、荷物が凄い状態なので延期し、3F2Fの荷物の整理をした。
佐藤は腰にシップを貼って奮闘。取りあえず佐藤と片岡は帰り、パソコンのセッティングだけでも今日済ませたいのだが、
何処になにがあるのか分からない。周辺機器が見つからず、現在23時。

私的な話だが1ヶ月程ダンナさんが仕事で家にいなかったので母が家に来てくれていた。
今日、車で送ると前日に言うと「疲れている時に運転は危ないからタクシーで帰る」と、私「大丈夫、送るから」という問答。
朝、起きるとすでにおらず、味噌汁を温めてなど書かれた書き置きが有り、涙が止まらなくなってしまった。
世間ではいろんな親がいると報道されてはいるが、母親の愛情は深い。29歳で実家を出てから本当に実感する。
一生、親離れ子離れ出来なくてもいいではないか、これ程の愛情をくれる人は他にいない。
2F倉庫スペース、佐藤です。

2006年7月1日
本日は引越。「引越のサカイ」へお願いした。3社に見積をお願いしたのだが、営業担当の方が感じが良く「キタノザウルス」を知って
下さっていたのが決めてだった。天気予報ではカミナリとか言っていたが、思った程の雨ではなく助かった。
2トン車3台が2往復半する荷物だった、どこにこんなに入っていたの?とびっくりするような量。終わったのは20時頃だった。
1.2.3Fすべて荷物でいっぱい。サカイの皆さんとても感じが良く、エレベーターのない狭い階段を何回往復したのか分からない状況だった。

通販で購入したロッカーの組立がかなりややこしく、土居さんと二人で四苦八苦していると桂さんが見るにみかねて
手伝ってくださった、途中萬本さんが来られ結局お二人であれやこれやと手伝ってくださり感謝。
私が昨日徹夜で段ボールをひいて寝たと言い、顔色が悪かったので気を使ってくださったようだ。データのバックアップや
整理をしていたら7時になっていたのだ、20代の頃は会社に住みついているような状態で机の下で仮眠していたので
抵抗はないのだが、他の人が聞くとびっくりされる。創る仕事をする人は男女関係なく深夜まで仕事をしていた。
佐藤邦雄についていこうと思ったらそれぐらいの覚悟がいる。だって佐藤はその倍ぐらい働いていたのだ。
優しいけれど仕事に対しては誰よりも厳しい人だ。やれとは言わないが目が「本当に納得できるまで努力したのか?考えたのか?」と
言っている。だから、66歳で現役トップにいるのだ。今の若い人にこの精神を伝えるのは難しい。
全部原画です。額装済み作品約400点 サカイのスタッフとVサインの土居ちゃん 1Fのショップスペース、段ボールで埋まってしまいました

2006年6月30日
電話回線開通、電話番号が変わる場合は1週間重複できるそうだ。
明日は9時から引越。私の周り半径2m程、荷物の整理が出来ていない状態。要塞に座っているみたい。
片岡と土居で本などは詰めてくれたのだが・・・。この機会に細かく整理しようなどと思ったのはあまかった。
取りあえず、気になる資料など置いているので手の届く範囲はわけの分からない物で埋め尽くされている。がんばろう。
佐藤は日経新聞の挿絵の入稿が済んだので早く帰ってしまった。
足場を組み外壁塗装。天気予報では今日から天気が崩れると言っていたがなんとか雨は降っていない。でも明日からは本当に悪いようだ。 2F床,長尺シート貼り終了。 大栄通信の竹内さんと松葉井さん。通信システムをお願いしている。松葉井さんとは10年以上の付合い。富士通におられた時からのお付合いで、良く動いてくれるので他社に移ってからもお願いしている。

2006年6月29日
DMが出来たので、本日はお世話になった方々へ挨拶まわりをした。今のビルのオーナー中谷株式会社の会長へ挨拶。
80才ぐらいだがとてもお元気で昔のテーラーの技術が凄いなど、いつもいいお話を聞かせてくださる。
そして株式会社エーシーの会長:挽地正雄氏、現社長:宮崎氏、その他各社(書ききれないので省略すみません)
お祝いにお花をいただけるなどありがたいお言葉を沢山いただいた。

そして、東學氏の展覧会のオープニングレセプションへ行った。
私の師匠といえる約3名の内の1人。(弟子とは言えない実力ですが)まだコンピューターを使わない時代だったので
三角定規の使い方などド素人相手に大変だったと思う。数カ月の丁稚奉公だったが、創る精神的な考え方がいまだに思い出される。
現在はグラフィックよりアートの世界に行き毎年作品を見る度に自身の世界を見つけたんだと感動する。
私は創る側ではなく創る人をサポートする立場を選んだ。
階段ステップのシート貼り作業。職人さんという感じの方が黙々と作業をしていました。 大阪港海岸通ギャラリー・CASO.
潮風がきもちがいい、展示室も天井が高く気持ちの良いギャラリーだ。
レンガ造りの住友倉庫が夕焼けをバックにロマンチック(写真がうまくとれなかった)

2006年6月28日
シャッター2枚、ガラス枠塗装完了 1F、ギャラ-の床、塗装完了

2006年6月27日
DMを入れる封筒が届いた。株式会社竹尾様の封筒が気に入りこれも急いで印刷を上げていただいた。
担当の園部様ありがとうございます。本日は日経新聞の執筆をされている足立氏と文化部の中沢氏が来社。
足立氏のお話はいつも楽しい。中沢氏は初めてお会いしたのだが、足立氏との会話のテンポがいい感じ、
携帯電話が鳴りっぱなしでお忙しそう。佐藤は人と食事をしたりするのは苦手なのだが会話がはずみ楽しそうだった。
2Fギャラリーの床貼作業、現状の床を平にする作業 階段室の壁紙貼、狭いので大変そうだ 封筒が届いたので、宛名貼り作業中の土居ちゃん。会社は段ボール山積状態です。

2006年6月26日
チラシ・名刺のデータ入稿。近所の電気屋さんMで冷蔵庫など購入する。丁度フェアーの時期で特別割引や粗品を
沢山いただいた。近所ですいているのでよく利用するのだが、以前トラブルがありスタッフの方に文句を言いに
行った事が有り、顔を覚えていただいているようだ。「あのおばさんだ!」と思われたかな。メーカーさんが
原因だったのだが、販売した方に文句言うしかないしなあ・・。
シャッター塗装完了 2F、ギャラ-の入口が朱色になりました。 3F、アトリエの入口がイエローになりました 3F、アトリエの壁紙張替

2006年6月24日
シャッターの塗装、外壁の色の確認など。
萬本哲也さん
工事開始日にはシカゴへ行っておられたので、遅ればせながら登場。お髭がサンタさんみたい。今回はいろいろアドバイスをいただき、金額の面でも感謝感謝です。ありがとうございます。
スプーン中村社長筆頭にスプーンとクニオのスタッフ総出動で駐車場の荷物の整理。 シャッターの塗装。いい色じゃないですか、ワクワクしてきました。

2006年6月23日
またサーバーのトラブルでHPが開かなくなる!!珍しく毎日更新しているのが原因かな?申し訳ございません。
1Fオフィスの塗装・すべてのフロアーの古い壁紙・3Fの変なジュータンが剥がされていた。着々と進んでいます。

佐藤は日経新聞の挿絵の納品日。やはり毎週1本はハードスケジュールだ。ただ、普段描かないような動物が登場し、
近くにいる私も毎回楽しみだ。

今日は印刷物などの納期を早めていただくお願いをした。何人の方に無理なお願いをしたか分からない。
「7」という数字は佐藤が好きな数字、しかも7月7日は大安となるともうオープンはこの日しかないじゃないですか。
と決めつけ、協力各社7社程のいろいろな方へ無理をしていただいている。2社には「間に合わないならキャンセル!」
などと言い切ったり逆の立場ならいやな客だ。皆様ありがとうございます。私も晩ごはんを食べるのを忘れて努力しています。
お酒を飲まない私は食べる事は絶対忘れないはずの事なのです。佐藤に言うとビックリしていた。痩せるかな。
さて、明日は倉庫の整理、今日は電車がある時間に帰れるかなあ・・・。ワンコが待っているので帰らないわけにはいかない。

1F 3F

2006年6月22日
サーバーのトラブルでHPが開かなくなる!!申し訳ございません。
1F天井の塗装と階段室の壁紙を剥がす。真っ白って気持ちがいい。
本社が中央区から北区に移転するので移転登記申請をしなければいけない。本を読んでもよく解らないので法務局の
相談所へ行った。手続きなどいっぱいあり、大きな工事以外の処理をしていない見積書が山積み。
1F 階段室

2006年6月21日
1・2Fの間仕切工事完了、エアコンの取付開始。
思っていたより天井が低いなあ。本日、佐藤は雑誌「ナンプレ」の表紙の納品日で徹夜明け、少々疲れているようだ。
1F 2F

2006年6月20日
今日・明日は1・2Fの間仕切工事。
そしてDMの入稿をした。社内の物は私がデザインしている。いつも途中までは順調にいくのだが最後のつめで、
細かい作業が苦手な私は文字のバランスなどすごく迷ってしまう。イメージはあるのだが、イメージを具体的な形に
していくと何か違う、満足できるものに仕上げるのは難しい。でも小さな紙の上で迷った後に大きな空間の工事の進行を
見ると感心してしまう。
昨日はシカゴから戻った萬本さんと佐藤と3名で具体的な床材や色などを決めた。私と佐藤の好みが少し違うので
困っただろうなあ。普段、机の上でイメージを作る佐藤と私は迷いっぱなし。大きな空間になるとはっきりとした
イメージがすぐにできないのだ。
1F 2F

2006年6月19日
本日は1・2Fの天井解体。すごーい、こんなふうになっているんだ・・・。
1F 1F 2F

2006年6月18日
予算不足で階段室の塗装は自分達ですることにした。工事の作業が入っている期間は出来ないので日曜出勤。助っ人に宮野くん晃大くんが来てくれた。晃大くんはこういうアルバイトをした事があるのでマスキングの指示などしてくれローラーの使い方も上手い。最初はみんなすこしペンキが付いたら騒いでいたが、だんだん気にしてられなくなり、帰る時には髪の毛も服もペンキまみれになっていた。みんなありがとう。
佐藤邦雄
仕事のスケジュールが厳しく、30分程だけですが登場。
宮野耕治
イラストレーターです。
中村晃大
イラストレーターです。
片岡章江
(有)クニオのスタッフです。ネットでご注文をいただいた時は片岡が対応させていただいております。
土居真由美
(有)クニオのスタッフ&イラストレーターです。昨年の夏に一度辞めたのですが、本日から復帰。ギャラリーで働いてくれます。
全員集合

2006年6月17日
初日から雨・・・。今日は電気工事。古いエアコンや照明器具の撤去。電力・配線の事など素人には分かりません。桂さんは1Fショップになる床の糊のあとを一生懸命削っている。私も手伝おうかとヘラで擦ってみるとぜんぜん取れなかった。手伝えなくてすみません。単純作業だがかなり大変そう。明日は予算が足りず階段室の塗装を自分たちでする事になっているので、まだ初心者マークの取れない身で朝からホームセンターに行き道具などを積んで車で来た。大阪市内は一方通行が多く道を間違えたりで永遠に会社にたどり着けないのではないかという状態になってしまった。免許を取ってもうすぐ1年だが、まだ運転するのが恐い、その内慣れるかな・・。本日、佐藤はまた大阪成蹊大へ作品の審査に行っています。
桂さん
萬本さんの大阪芸大建築科の時からの友人でコンビでお仕事をされているようだ。「てっちゃん、かっちゃん」と呼び合っているのがなんだかいい感じ。「写真を撮らせて下さい」とお願いすると「人相悪いから・・」と。何をおっしゃいます、渋いですよ。確かに最初はちょっと恐かったけど、職人気質でこの人信頼できる!と思いました。工事全体の手配など具体的な事をすべて担当。
原さん
電気工事担当。この道何十年ですという感じ。「写真を撮らせてください」と言うと「仕事してるところは撮ったことないんちゃうか」と照れくさそうに。記念になればいいのですが。
志村さん
電気工事担当。原さんのコンビです。ちょっとクールな感じというかこれで普通なのかな、大阪の人間はついついテンポよく喋ることが当たり前のように思ってしまう。「じゃあ、仕事をしているという感じにしますか」と男前なのにこっちを見てくれなかったので横顔です。

2006年6月16日
(有)クニオの引越は7月1日(土)、ギャラリー&ショップ「クニオギャラリー」は7月7日(金)オープン決定。
いよいよ明日から工事が始まる。こんな事はもうないかもしれないので、できるだけ毎日工事の様子などを公開することにした。
本当はカフェスペースを作りたかったのだが、今回は見送った。工事はA&Cギャラリーのオーナー萬本哲也氏にお願いした。
もともと設計をされており現在は壁紙の会社などを経営されています、舞台美術に関わったりとかマルチな方です。
「A&Cギャラリー」のHPはこちら。3年程前から気になる物件を見つけては相談しご迷惑をかけていたのにデザイナー感覚が
必要な工事ではないのが申し訳ない。大きな工事はしないが、どんなふうに出来ていくのかご一緒に楽しんでいただけますと幸いです。
梅雨時なのが少々不安。s
外観 外観 入口
1F(ショップ&オフィスになります) 2F(ギャラリー&倉庫になります) 3F(アトリエになります)
ビルを出るとすぐに南天満公園です 南天満公園の向こうは大川です 南天満公園前の通り