2006/9
2006年9月29日(金)

お願いしていた額が届く。「行きます」と言うと社長が迎えに来て下さり、とうてい間に合わないだろうというスケジュールで
追加でお願いした額も明日届けてくださる予定。ギャラリーゴローさん、社長も担当の山本さんもとても気さくでご丁寧だ。
クニオギャラリーのビルに前に入っておられたのがきっかけでお取り引きを始めた。

タオルハンカチの新作デザイン仕上げる。2柄の予定だったが、捨てきれず3柄にする。
Tシャツは1柄新デザインを入れる。

2006年9月27日(水)

佐藤が「点数は消されへんけど・・・」とスピード違反の罰金12,000円をくれた。
遠慮なくいただく。ありがとうございます。

近所のアンティークショップ「tectail」さん、しばらくシャッターが閉って「ロスに行っています」という貼紙がしていたのだが、
前を通ると開いていたので立寄る。オーナーは独特の雰囲気でもともと帽子デザイナーだそうだ。
西口さんが最初に店を見つけて教えてもらった。今回仕入れられた品物が出ている。馬の鞍など面白い。
とても趣味が良い、みんな個性があり何か味があり、欲しいと思うものがいっぱいある。
価値のある高額な物ではなく、お手頃な金額数千円の物が沢山あるので誘惑にかられる。仕入れが楽しそうだなあ。

2006年9月26日(火)
14時に担当の方々と美術館でお会いする約束。9時45分に佐藤と京都駅のバスターミナルで待ち合せをした。
昨晩、家に帰ってから道路地図を眺めなんとか運転出来るだろうと車で行くことにした。
うちの車にはカーナビがないので道路地図片手になんとか京都。

高雄の茶屋で休憩、くねくねした山道なのでゆっくり走る、周山も過ぎ平地になり直線の気持の良い道路に入る。
しばらくすると、おまわりさんが手を振って止まれと合図する、「検問ですか?」
「スピード出し過ぎです」「はあ??」。左折するとおまわりさんが5名ほどおり、
会議用机を2台セッティング。なにやら機械が置いてある。1人の男性が悲壮な顔でおまわりさんと喋っている。
「19キロオーバーだから、1点減点12,000円。19キロで良かったね。免許証。」
「ええ!!ゴールド目指してるのに・・・」「かやぶき美術館で展覧会するんです、この人有名なんですよ!」
そんな事を言っても許してくれるわけがなく。
道を教えてもらおうと確認する、左折しなければいけない所を直進しているのが分かる、間違えなければ捕まって
いなかったという事。慎重にスピードも出さずに来たのに一瞬、直線でスピードを出して捕まるなんて・・・。
山の中でスピード違反で捕まるのは想定外だった。道は3人がかりでご丁寧に教えてくれた。

佐藤を箕面の自宅へ送ることにした。道を間違えたり、渋滞に合ったりで思いのほか時間がかかる。
途中で人に道を聞くと、佐藤も「うんうん」といかにも解ったような顔をしたり、地図を真剣な顔で見ているので、
不安になると「佐藤さん右ですよね」などと聞くと「解らん、ここどこ?僕が人の話聞いてるわけないやろ」
と全然、頼りにならない・・・。小雨の降る暗い箕面の山は最悪。珍道中だった。
会社に着いたのが19時半、美術館には1時間半しかいなかったので、殆ど1日運転していた。
相変わらず駐車は出来ないが、前に走るのはかなり上達したような。
美山かやぶき美術館 右手には水車があり、それを眺める佐藤

2006年9月25日(月)

壁かけカレンダー最終入稿完了。再校正をスピードプルーフにしたので本紙で思うように出るのかが不安。
コート紙などの場合は同じように出るが、沈む紙の場合はかなり変わる、その計算をしたつもりなのだが、
程よく沈まなければ、うすっぺらくなってしまう・・・。
今回は新日本印刷の東さんを走りまくらせてしまった。今日の朝に表紙の変更データを渡し、
今日の夕方に再校正持ってきてもらう、などなど。業者泣かせな事はわかってるんだけどなあ。スミマセン。

明日は佐藤と美山かやぶき美術館へ行く。来週から開催なのに今頃の下見。
クニオギャラリーオープンの準備と重なって依頼を受けたので、ちゃんと初日の確認もせず・・・。
今月改めて見たら、クニオギャラリーの展示替と同じ・・・。
クニオギャラリーで展示する作品は新作が多いので本日佐藤と額を選びに行った。
既製ではないので、急いで作ってもらわなければいけない。
美山の方はまだ展示する作品を決めていない・・・冷汗が出るタイムスケジュール。
美山町は遠い、東京へ行く方が早いのではないか。京都駅からバスで乗換を2回して2時間半・・・。
自分の車で行こうかと考えたが、佐藤を乗せて事故でも起したら最悪だし、自信もない。
一昨日もレストランの駐車場に止められず、店のおじさんが飛び出して来て誘導してもらった。
今日はチラシの入稿をするつもりだったが、間に合いそうにない、
佐藤のスケジュール管理より自分自信の管理が出来ていない事を反省。

2006年9月24日(日)

さて、壁かけカレンダーの数カ所の修正作業を済ませる。そして、問題の表紙。
やっぱり気になり、色を変えてみる。佐藤に「やっぱりグラデーション使いたいんですけど」と言うと
「頑固な女が!いつも僕がいやって言ってもするやろ、したらええやん」
いつもじゃ、ないけどなあ・・・。それに頑固さでは佐藤の方が勝つと思う。

夕方、タオカが差入を持って来てくれた。そして「カレンダー出来たん?奥歯に物が挟まったようなって?」
「そうやねん、どう思う?」と校正刷と変更したデザインを見せたら、
即答で変更した物の方がいいと言ってくれた\(^^)/
クニオのスタッフは毎日私に「どう思う?」と微妙に変わるデザインパターンを見せられ、私と同じく分からなくなったようだ。
佐藤には見せずに変えちゃえ。明日の朝に入稿しなければ間に合わない。

2006年9月22日(金)

東京から出張の合間に来てくださったという男性のお客様とお話をした。
日経新聞の挿絵をご家族で楽しみにしてくださっているそうで、毎週切抜いて保存しているとのこと。
HPでギャラリーを知り、今日はご家族に内緒でお土産をお買上げくださった。
良いお父様きっと素敵な家族だろうと想像する、とてもご丁寧な方でそれなりのお仕事をされているんだろうなと感じた。

ギャラリーに来てくださるお客様とお話をすると、
絵を見ながら本当に楽しそうにしてくださるので私も楽しくなり元気をいただく。
落ち込んでいる時やイライラしている時には店頭に出ればいいのだ。
仕事で元気がもらえて楽しくなるなんてラッキーだ。

今日は通販の注文書関係・来月からの「2007佐藤邦雄カレンダー原画展」のDMを入稿。
残るはカレンダーのチラシと新商品のデザインと総合カタログ。
新商品のデザインが出来ていないという事は総合カタログはとんでもなく遅れるという事・・・。

明日はお彼岸なのでお墓参り、
近くの公園で彼岸花が咲いている、彼岸花って美しいと思う。

2006年9月21日(木)

今日もおしゃべりの日になった、気づいたら6時。
イラストレーターの荒木啓子さん、相変わらず美しい、体型も変わらない。
年上の綺麗な女性を見ると見習わなければと思う。ミニチュアダックスのキャラちゃんも荒木さんに似て美人でおとなしい。
うちのロンとツモと大違い、ギャラリーに連れて来ようと思うのだが、とにかくうるさいし人に飛びつくので看板犬にはならない。
昨日、とうとうマンションの管理組合から犬の鳴声の苦情が出ているという用紙が来た・・・。

夕方、壁掛けカレンダーの校正刷りが届いた。佐藤・片岡・土居に表紙デザインに違和感がないか尋ねるが「何も感じない」と言う。
私は奥歯に物が挟まったような気持悪さがある。最初のイメージに固執しすぎているのか・・・。
これ以上、納期を遅れさせるわけにはいかにし。今から再校正なしで10月6日というスケジュール。

2006年9月20日(水)

カレンダー8月のイラスト。雑誌「ナンプレ」の為に描いた作品で旗には最初「NANPULE」と描かれていたのが、ガイコツになり、最終パンダになった。
今日はなんとなく店頭にいると知合いが来られたり、お客様も多くついしゃべってしまい。
昨日と引き続きおしゃべりの日になった。
イラストレーターの冨田俊哉さんが来られた。着ぐるみを自己流で制作されたりしており、
一度、佐藤の犬のかぶり物を作っていただいた事がある。
最近作られたペンギンの着ぐるみの写真を見せていただいたのが、すごく良い!
ご本人のキャラもほのぼのして良い感じ。

そのうち大先生になったりして。作る人はみんなスターになる可能性を持っている。
何か小さなタイミングみたいなもので、大きく変わったりするので楽しみだ。

封筒の入稿と卓上カレンダーの校正が上がったので修正しただけ。
また中華料理屋で夕食を済ませ、作業。

2006年9月19日(火)

朝1でカレンダーのデータ入稿。今回はどうも手間がかかったわりにまだ納得出来ていない・・・。
すぐに使用作品も方向も決まる年もあれば10年以上も作り続けると、こんな年もある。

取り合えず、今日は他の仕事の処理。懐かしい人からのプレゼン依頼があって打合せをしたり、
同じ歳の良い営業マンだなーと思っている人が突然転職したと挨拶に来られたり、一段落している日で良かった。
あまり気を使わなくていい仕事関係の人とお話するのは楽しい。つい敬語を忘れてしまったりする。
今日は早めといっても20時過ぎてるけど帰ろう。集中力を取り戻さなければ。

2006年9月18日(月)

今回のカレンダーの表紙デザインはお手上げ状態になった。
イメージが形にならない。「外国の日本好きが和風でデザインしピンクを使用したイメージ」なのだが、
もともとビジュアルが和風ではなく、佐藤が好きではないグラデーションを使用せず、絵と絵を重ねずとなると
バラバラになる。私はもともと上手くないのだが、商品デザインの場合グラフィックのようにきっちり上手デザインに
するとシャープになりすぎ、ほんわかした雰囲気がなくなる。どこかぬけている方が味があるのだ。
費用削減もあるがグラフィックデザイナーにはあまり頼みたくない。

昨晩、アドバイスをもらえる人はいないか?と思い「身近にいるではないか!父だ」
思わず電話「お父さん、今から行ってもいい?10時頃になるけど、ちょっとデザイン見てほしい」
「あっ、お母さんごはん食べてないねん何かある」
父は70歳、もとレコード会社のデザイン課におり30歳頃に課のボスになり60歳で定年するまで現役だった。
若いデザイナーを何十年何人もみてきた人だ。定年してからも公募展に出しそれなりの賞をいただいたりしている。
父は私のデザインを見るなり「なんや素人のデザインや!」と、1時間程、奥行きを出す方法などをいただき持って帰る。
40歳にもなって、食事はたかるわ心配ばかりかける娘でした。

本日、佐藤と打合せ方向は決め最終確認は色校正という事になった。
佐藤に父の事を言うと「そらお父さんの方が上手は!」と笑っていた。

2006年9月17日(日)

出社したのは15時、12時間も寝てしまった。
寝だめして、他の日は寝なくても大丈夫なんていう身体ならいいのに。
1日徹夜すると朝と晩が逆転する。良くないなあ。結局、早くに帰れずまた遅くまで作業しなくてはいけない。

マグカップのサンプルを取り寄せたのだが、イメージしている型ではない。今期は無理か。
新デザインのハンカチだけでも間に合わせたい。もちろんカレンダーも。
引越とギャラリーオープンでここまで通常業務に影響された事に反省。考えが甘かった。
いくら遅くまで時間を費やしても、結果が悪ければ意味がない。
試算表を見ると、思わずふせてしまうような数字が出てる・・・。まずい。
でも、1Fにはまだ給湯もつけておらずそろそろお湯が出ないと辛い時期。

2006年9月15日(金)

カレンダーの入稿は週明けになった。
休めない時に限って3連休・・・。
一昨日はタクシーで帰り(仮眠のつもりが寝坊して4時間寝てしまったので徹夜ではない)
昨日は、いや本日は朝帰り、出社してくる人たちとは反対方向に橋を渡る。
結局、「よし!」とはならず仕事お持ち帰り。さっきの佐藤との電話での会話
「今日は帰ります、明日か明後日か明々後日、出てくると思いますけど」
「うん、帰り。社長は忙しくて給料安いのがあたりまえや」
「え-、そのうち儲けて、朝からモーニング食べてゆっくり出社なんていいなあ」
「そんな会社は潰れるわ!」

平社員のときからこんな生活してるけどなあ・・・。
美山かやぶき美術館」での展覧会の準備も出来てないし、出来てないどころか下見にも行っていない。
来週行けるかな・・。

2006年9月14日(木)
昨晩は近所の中華料理店でラーメンを食べた。女1人でかっこのいいものじゃあないなと思いながらも
レトルトを食べるよりはましか。私はレトルト食品を食べ続けると口内炎が出来る。
疲れているとアレルギーが出たり、円形ハゲが出来る。身体は正直だ。
今もハゲがあるのだが、できている事
に気づかず、すでに産毛がはえてきている、女のカッパは冗談でも笑えないので、再生していて良かった。

話が戻るが、中華料理店のご主人が「今日の新聞、赤旗と某新聞では明日からの天気予報が違う、気象庁は
赤旗用と別に予想してるのか?どっちが当ってると思います?」「うーん、やっぱり某紙かな」
ところが、赤旗が当っていた。私は外れた事になるのだが、ロト6で11,800円当った!!
それは自分の店で購入した服の支払いにあてた。
天満橋から見た、大川の西側 天満橋から見た、大川の西側の夜景
公園の外灯が赤く水面に映り込みとても美しい
毎晩、この夜景を見ながら帰る、すごい贅沢。

2006年9月13日(水)

カレンダーの印刷データをプリントするのは時間がかかる。
データが重たいこととEPS画像は専用ソフトを介してデータを送らないと出ない。
これはプロしか使用しないので通常のプリンターだけでは出来ないようだ。

通信システムは便利だがややこしい、ここに引越する時、光通信にしようかどうしようかと解らず、直接NTTまで行って聞いた。
クレジットの端末機を使用するにはアナログ回線。そして光電話はまだ不安定なのでビジネス使用の場合は
お勧めしていない事、ADSLの1年割引を受けているので違約金が発生するなど、直接聞いて良かった。
以前、松葉井さんに一番トラブルが起きない方法を聞くと、ビジネスフォンで光と併用使用しどちらかにトラブルが起きたら
自動切替出来るようにする事だそうだ。ビジネスフォンは高い。
現在通常回線2回線ですべてを賄っている(電話・FAX・クレジットの端末機・インターネット)。
取り合えず一番安定している方法にした。ちなみにビジネスフォンの場合は携帯のFOMAを内線替わりに使用出来るそうだ。
ようするに外出先に会社にかかってきた電話を転送出来るという事。そこまでしなくても・・・でもしている会社もあるんだろうな。
どんどんサボれないシステムになっているという事ですね。

2006年9月12日(火)

カレンダーの表紙デザインを佐藤に見せた。今年はマゼンタに少しイエローを混ぜたピンクバックで桜でも入れたいなあと
思い、片岡に意見を聞くと「いいと思います」と。佐藤は気に入らないだろうなあと思っていたら案の定。
まずグラデーションは安っぽいと言う。佐藤は作品の雰囲気と違い原色の力強いデザインを好む傾向にある。
私はどちらかというと少しシックな色で女性らしいデザインが好きだ。一番好きな色は朱色。

Kunio Galleryの外壁の色でも意見が対立した。結局、最終佐藤の希望色明るいイエローにした、実際の色をペンキで作っていただき
確認もした。私はイエローに近いクリーム色を考えていたのだが。ただ、1Fのショップは少しシックに床をレンガ色に塗装した
入口の床を同じ色で塗装しようと思っているのだが、その色は外壁と合わないような・・・。
10月に入ってから正面を塗ったりしようと思うのだが、どうしようか・・・。

それより今はカレンダーを仕上げなければ・・・。

2006年9月11日(月)

日経新聞の挿絵入稿。カレンダーに使用する作品がすべて出来て、また新日本印刷さんへ持って行った。
カエルにすると言っていた部分はパンダになっていた。
タイトルの英訳すべて揃う、後は佐藤の文章だけ。「文章すべていつ出来ますか?」「うーん、3日はかかるなあ」
佐藤の文章はメモのように走り書きされており、それをまた文章に繋げ直すのが結構大変なんだけどなあ・・・。
万事休す・・・9月中に製造完了は無理だな・・・。待つしかない。
佐藤「それより表紙デザインどうなってるの?表紙が一番大切やで、人の事より自分やろ」
「してます・・・」ごもっともです。

2006年9月10日(日)

朝、佐藤に電話し進行状況の確認。「日経新聞の作品できてますか?」「まだまだ、明日かな」
「取りあえず描き直す原画持って行きます」。行くと、カレンダーの9月に使用する予定の作品の背景が変わっている。
確かに良くなっているのだが、きりがない。これもすでに製版済み。
佐藤はアクリル絵具で着色しているのだが、アクリル絵具は水の量で油絵のようになったり水彩画のようになったり、
速乾姓があるので上から描き直しやすい。
使用作品はもともとカレンダーの為に描いたわけではないので、レイアウトに入れる為に多少バックを足したりするのだが、
これは私の方でデジタル処理をする。今回は特に長方形の作品が多く、どこでトリミングするか、かなり迷わされる。
今年はマグカップの新作を作ろうと思っているのだが・・・。
毎年、8月後半から9月はマネージャー業よりデザイン業・企画作業に追われている。

2006年9月8日(金)
さて、今日はカレンダーに使用する作品がすべて出来て、新日本印刷さんに製版をお願いする予定だった。
佐藤に電話すると「出来てるけどちょっと迷ってて相談したいねんけど」いつも行く「チアリ」でランチして打ち合わせをした。
イカダの旗の模様が海賊風のガイコツになっているのだが、それをどう思うか気になると言う。
正直な私はつい「うーん、鳥とかがよかったかなあ、好きではないですけど時間もないしもらって行きます」
そのまま新日本印刷さんへ「今日中に欲しいのだけど・・・無理かな?」東さん「19時頃にはお持ちします」
そして18時頃佐藤からの電話「あのね、あれね、やっぱりね描き直すわ、カエルやったら上手くいくと思うねん」「!!!」
19時には製版データが届いた・・・。文章も出来ていないし、佐藤の言い分「そんな簡単に出来る物じゃあない」だそうだ。
カレンダーはいつになったら入稿出来るのだろう・・・。褒めちぎるべきだったのか・・・。

2006年9月7日(木)
朝から「ギフトショー」に行った。10年ぶりぐらい。
十数年前、一度出展した事がある。この10年以上で日本の市場は物が溢れ、
デザインも多岐にわたり新しい商品などを見ても新鮮さを感じなくなった。
とにかく広いので見る所を絞った。知合いのブースを数カ所尋ね、15年ぶり?というような方にお会いできたり。
成願社長にもお会い出来、変わらずお元気。成願さんでは炭・真珠・ゲルマなどを練り込んだ繊維を開発し
タオルにされているのだが、血流を見てくれるというので見ていただいた。
左の薬指に液を塗って顕微鏡みたいなものに乗せると画像に出るのだが、結果は最悪だった・・・。
左の薬指なのは心臓に直結しているからだそうだ、それで結婚指輪の指も決まったのかな。
社長は「結婚指輪してたら指の血流が悪いねん」と慰めてくださった。
ゲルマのタオルを手に乗せると少し流れが良くなった。
私はダンナさんとは19歳から付き合い始め20歳の誕生日に指輪をもらって
それを29歳で結婚するまでずっと薬指にはめ、そのまま結婚指輪に変わった。
右手にするとじゃまだし外す必要もなかったからなのだが、心臓直結と思うと深い意味があるなあ。
よく佐藤に「そんなとこに指輪してたらだれも誘ってくれへんで」と言われた。

2006年9月6日(水)
「山桜桃」は今年の5月に移転し新しい扉には絵をはめ込めるようになっていて、シーズンごとに入れ替わる。オープンから佐藤の作品が飾られており4作品目。 現在は「生きるってなんだ?」が飾られている。
スプーンの東京オフィスに寄って、半年も仕事をしているのに、
お伺いしていなかった日経新聞さんに寄って、
編集長にご挨拶、いつもメールのやりとりをしているデスクの
川上氏に会えなかったのが残念。
クリエイションギャラリーG8で開催しているSIの企画展に佐藤
が参加しているので行った。今アトリエが離れているので仕上
がりを見ておらず、佐藤が満足する作品にならなかったと言っ
ていた。私が言うと身内びいきかもしれないが、
とても良かった。バックの風景と赤いマントがとても良い。
この人のマネージャーなんだーと鼻が高くなる。

晩は銀座の「山桜桃」へ行った。このお店のママは佐藤のフ
ァンで私も個人的に相談にのっていただいたり、とても素敵
な女性。お会いすると元気がもらえる。初めてお会いした時
「銀座のママ」を想像していたのでびっくりした、私の方が
派手なぐらい。店で働いている女の子は殆どお芝居を
していて店の人とお客様の恋愛はご法度というきれいなお店。
いつも他の人を気にかけて、大好きな女性のひとり。
前夜祭にも来てくださり感謝の気持ちを言葉に表せない。

2006年9月5日(火)
明日・明後日は東京出張。
かれこれ15年程前、初めて1人で東京へ出張した時は新幹線が嬉しくて食堂車へ行ったりウロウロした。
今では本でも読もうかと開いたとたんに眠くなり、駅に着くまで熟睡。でも食堂車がなくなったのは寂しいなあ。
そして以前は帰りの電車はすぐに席がなくなり、人がいっぱいの通路で座り込んで寝て帰るなんて事がよくあったのだが、
最近は各社出張を減らしているのか?自由席になっったのか?通信システムが発達したからか?
金曜日の晩以外は座れないという事が殆どなくなった。
やっぱり、バブルな時代だったのだなあ。

2006年9月4日(月)
9月からは土曜・祝日を定休日にした。案内状・HPにも表示しているのだが、気づかずに来られた方がいたら・・。
と少々不安。土日は岡山や東京からと遠方のお客様が多い。もし来てくださっていたらスミマセン。

8/31のダイアリーが面白かったと数人の人に言われた。私は本当に悲惨だったのに。
誰か蜘蛛を何処かにやって下さい」と心の中で叫びながら、笑顔の接客の努力をいたしました。
たった今も机の上にアリ蜘蛛が!!1人なので佐藤が作ってくれた蜘蛛取で取って外に出しました。
アリに似た蜘蛛なのです。最初はアリだと思っていたのだが土居が「このアリ糸ひいてます・・」と。
そしてしばらくして「言えないような事が解りました」「何?何?言って」
「ネットで調べたら、アリ蜘蛛というクモだそうです」「ウエー!!!気持ち悪いと思っててん!」

昨日・一昨日と連休だったのだが、休むと体調がよくない・・・貧乏性なのか?
家で仕事をしていても捗らないからか・・・。会社には蜘蛛がいるし・・・。

2006年9月1日(金)
もう9月・・・2007年度のカレンダーをどうするか、佐藤と長い時間打合せをした。
例年通り作る事は決めていたが、12ヶ月分の作品をどうするか、佐藤はいつも新作を入れたがり時間がかかる。
そして、使用を決めた作品が気に入らない箇所を修正したいと言い、今日すべて出来るはずだったのに
来週の火曜日という事になった。作業出来る所だけでもしなければ・・・。
今年は私がギャラリーのオープンなどに意識がいってしまい、強く催促していなかったので一層遅れてしまった。
さて、今年の表紙デザインは「笑顔がいちばん」と「悲しい夢を見て」にしようかな・・・。
そして、色をどうするか?昨年はイエローだから赤系かな・・・。
また、日経新聞の挿絵も出来ていないし・・・。