2007/6/マネージャーのダイアリー
2007年6月30日
(土)
「皆さん、お疲れさまでした
人形たちを展示していたショーケースの
解体作業。3ヶ月あっという間だった。
要海さんが来る毎週金曜日がなくなるのは
寂しい。要海さんには、いっぱい大切なものをいただきました。

ありがとうございました。

Happy Birthday! 要海三枝子さん!!
午後から、小川アリカさんの作品の撮影をする。
2Fでするはずだったのだが、ライティングがうまくいかず、外でした。
かわいい〜。

2007年6月29日
(金)
満月
明日は要海さんの誕生日。
下の息子さん大ちゃんがケーキを持参。
みんなでいただきました。

本日最終日。閉店後、要海さんのお人形たちをかたずける。
朝から車で走り続け、今日は少々、ハードな1日だった。
年に1回「629」のパーティー。
今年はたった1日のイベント。
メインテーマは「ゲノム」。ライブハウス ROCKETS で開催された。
佐藤と要海さん3名でのぞいたのだが、若者のたまり場のような雰囲気に圧倒される。パワーをいただきました。

629の情報はこちら
今年の「6月29日」は数年に1度といわれる、珍しく、美しい満月がみられる晩だそうです。
満月の晩は、不思議な引力があるようで、
出逢えなかったものに出逢ったり、あきらめていたことにまた光が差したり・・・。
629のメッセージより。
黒い雲の隙間から表れる美しい満月は独特

2007年6月28日
(木)
2人でパフェ
タオル会社の企画をされている、谷吉さんがご来場。
数年ぶりにお会いでき、すごく嬉しかった。
こんな女性になれたらなあと、お会いする度に思う。
今だに、お客様から「あの犬のタオルが欲しい」と言われる、大ヒット商品を企画したのだ。
還暦も過ぎているのに、まだまだ新しい企画をされている。
近くのカフェで、2人でパフェを食べながら、お話した。
「もう15年程のお付合いですね、何かこうやって2人でパフェを食べれるようになっているのが嬉しい」
とおっしゃる。こちらこそ、そう言っていただけて幸せです。
まだ若く、生意気だった私の言う事を嫌な顔もせず、お付合いくださった事を思い出す。

2007年6月27日
(水)
「銀座コア店
銀座コア内の「KUNIO COLLECTION」店に寄った。
広いので、ゆっくりご覧いただける。

2007年6月26日
(火)
「Kunio Gallery
1周年記念品
7月5日(木)からの1周年七夕フェアーの記念品、
フックホルダーのデザイン仕上げる。

今回はメインビジュアルを決めていないので、
5種類選んだ。何が当るかは、お楽しみ。

明日は日帰りで東京・・・。

2007年6月25日
(月)
祝婚歌

佐藤が明日の授業で生徒へ渡したいという詩。


まだ若い学生さんには、
本当に良い詩と感じられないかもしれないけれど、
大人になった時、ふと思い出すかもしれない。
思い出してほしい。
祝婚歌

ふたりが睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気づいてるほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい
ふたりのうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず

ゆったり
ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
ふたりにはわかるものであってほしい

「贈るうた」吉野弘 著  花神社より     


2007年6月22日
(金)
「土居ちゃん
まになってる
佐藤が三味線を弾いているネコのイラストを
描く為に撮影。
公園と2Fのクニオギャラリーにて。
公園のベンチに座布団ひいては、少々笑える。

2007年6月21日
(木)
岩下家のベルと5匹のこどもたち
東京スプーンの岩下くんの熊本の実家で生まれました。
絵の資料になるから写真を送ってと頼んでいたら、CD2枚分の写真。お母さまが「ベルと5匹のこどもたち」というタイトルつき。

あんまり可愛いので掲載しました。こどもたちは男の子1匹がパインと名付けられ、他のこたちは里子に出したそうです。

2007年6月19日
(火)
「早すぎる案内
いつもよりDMを早く送ったら、「もうしてるのかと思った」とあおきさんが来た。
確かに、この20年程でこんなに早く送った事はない・・・。
あおきさんの新しい絵本が出版された。「夏平くん」
とても暖かく楽しい絵本。
中に挟まっている絵本館の案内は、ご主人の長谷川さんのイラストだらけだし、
先月、長谷川さんのインタビュー記事が日経新聞に載ってたり、夫婦で活躍すごいです。

2007年6月18日
(月)
「インターネットの
情報力」
娘さんとご両親、3名のお客様ご来場。
お話していると、先日掲載していただいたブログ「天神橋筋界隈ウロウロ日記」を
ご覧になり知ったそうだ。改めて、
インターネットの力を知る。

私のこのダイアリーも、ギャラリー工事の時から、ほぼ毎日書き出し、後はたまにでいいかな?
と思ったのだが、お客様から「見てますよ!」と言われ、ビックリして恥ずかしくなるのだが、
やっぱり、できるだけ書き続けようと約1年になる。
書きながらも、何か恥ずかしく、HPの奥の方にしているのだが、
気づく人は気づくようだ。

2007年6月17日
(日)
Cafe『PRANA』
久しぶりにロンと
ツモをオフィスに連れて来た。
2匹共6才。ひげと口の周りに白髪が出て来た。

私も40才を過ぎてから白髪が・・・。
もう、毛抜きで抜く量ではない。
大川にかかる橋(自転車道)大阪城も見えて良い散歩コース。
TV大阪の前のCAFE
「PRANA」さん。大きなプードルと
トイプードルがいる。
外の席はワンコOKなので、ロンとツモを
連れてランチタイムに行った。

玄米とオーガニック野菜の健康食。
毎日こういう食事をすると痩せそう。

2007年6月14日
(木)
「ねばります
6月27日〜7月9日の期間、ソサエティのメンバーの展覧会が「国立新美術館」で開催される。
図録制作の為に2ヶ月程前に筆を置いた佐藤だが、時間があるといつまでも描いている。
2ヶ月程、合間をみては書き直し、やっと本日発送。
事務局の人にすごい迷惑をかけてしまった。
展覧会の詳しい情報はこちら。

2007年6月13日
(水)
「新商品タイル作る
Kunio Galleryのトイレの扉に飾っていた、
家庭用プリンターでプリントした
「トイレのウサギ」の作品が欲しいと数人の
お客様から言われた。日経新聞で連載された
「妙なお話」挿絵の作品だ。
複製画にすると小売金額が1万円ぐらいには
なってしまう。キャンバスアートで出したが、
遊びで作った小さなプリントの方が良いという
意見多数。何か方法はないかと、ずっと考えて
おり、犬とペアでタイルに印刷する事にした。
本日入稿したが、6月5日には間に合わない。

2007年6月12日
(火)
「村上隆芸術起業論
を読む
村上隆氏の作品を好きか?と聞かれると、好きではない。
正直、初めて見た時はなんでこの作品が???と思った。
だが、世界で認められているのは事実であり、芸術の世界でアニメを取入れ認められた第一人者だ。
本屋で平積みされていたこの本が気になり購入した。
佐藤邦雄とは正反対といえるが、創るという執念のようなものは同じだと思った。
そして、マネージャーである私の立場としては頷ける事ばかり。
何より、すべての事に対していえる精神論だとも感じた。
この本が売れているのは、力強い言葉を求めている人が多いからではないかと感じた。

「足を突っ込んだら、地獄の釜に、どっぷり首まで浸かって茹で上がらなきゃ、
これまで日本人が体験したことのない領域には行けない」
「表現の世界の地獄は、前に進むほかに道はない」
「今のままではイヤだという不満が動かす」
村上隆芸術起業論 より』

2007年6月11日
(月)
描き直し
来月からのKunio Galleryの展示は
日経新聞で連載された「妙なお話」挿絵原画展。
佐藤は描き直したい作品があると言う。
いつもの事だが、現在までに23点描き直し、
残り7点あるらしい。
左の作品のように、バックが黒になり、すぐに分かる作品もあるが、よーく見ないと分からない作品もある。

その作品たちのデータを撮り直すのは私なのです。
バンダナを作ろうかと思っていたのだが、
間に合わない・・・。

2007年6月10日
(日)
「『福山暁の星女子』の生徒さんご来場
ランチのお弁当は昨夜みんなで作ったそうで、
近くの公園で私もごちそうになった。
ギャラリーが賑やか。
広島県福山市の「福山暁の星女子」のシスター青木と中学生
「マリアクラブ」、高校生「パン種クラブ」10名の生徒さん
ご来場。昨日から釜ヶ崎の炊出しボランティアに来られた。
昨日は大雨で今日の朝に変更になり、
5時起きだったそうだ。
9月の文化祭で佐藤の作品を展示したり、グッズの販売を
していただけるとのこと。本日はその打合せ。
感謝感謝。9月には私も行って、
修道院に泊めていただく約束。楽しみ。
晩は土居の個展のクロージング
パーティへ片岡と行った。広島のお母さんも来て、お好み焼きを焼いていた。若者パワー。

2007年6月8日
(金)
「マグカップの試作
マグカップの試作が届いた。
紙のデザインとは違い、腕曲しており、
色の再現性が限られているので、
実際にプリントされた物は最初にイメージした物
とは変わる。
犬が少し大きい・・・。
ピンクのグラデーションが難しい・・・。
あーだこーだと30種類ぐらいデザインし、
2デザイン先行したのだが・・・。
7月には製造完成にしたかったが・・・。

2007年6月7日
(木)
垂水佐敏氏
垂水佐敏氏(現在:博報堂WWグローバルクリエイティブ
ディレクター&インストラクター)。
大阪成蹊大芸術学部の客員教授に就任された。

6月14日(木)14:50から特別講座が開催されるのだが、
左はその案内。(デザイン:博報堂)
この広告を許せる人は、なかなかいないのでは・・・。

本当にパワーのある人なので
若い人達に良い影響を与えると思う。
檄を飛ばしながらも笑いの絶えない講議を想像する。

2007年6月6日
(水)
「土居真由美展
トイレの中まで全面壁画
本日よりKunio Galleryスタッフの土居の個展が開催されています。
中崎町のギャラリー「itohen」さんにて6月10日(日)まで。
詳しい情報はこちら

今回は会期5日前からギャラリーの壁面に直接描いたりと力強い作品。
展覧会終了後、自分で消さなくてはいけない。
もったいない。たった5日間しか存在しない作品たち。
私は馬モチーフが好きで集めたりしており、
壁面に描かれた黄色の馬が気に入ったのだが、
壁面から剥がすわけにもいかず・・・。
キャンバスなどに描かれた作品と壁画が一体になり、楽しい展覧会。
将来有望。

2007年6月4日
(月)
「人間まるく
会社の私専用の電話の子機が昨日からおかしい。
説明書を見ると、電池の寿命のようだ。
おまけに何処かのボタンを押したようで携帯電話が完全にロックされて使えない。
近所の家電販売店へ行った。
まず、docomoでロック解除をしてもらう。
そして、店の人に子機の電池を渡し探してもらう。
すると「この型の電池は扱っていません、取り寄せに1週間かかります」という。
電話機を購入した店だ、しかも昨年!それに、今どき取り寄せに1週間も。
私、ちょっとキレぎみ「会社なので1週間も待てません、何処に行ったら手に入ります?」
「うーん・・・」考え中。私「梅田のYにでも行けばあるでしょうか?」
「うーん、そうですね・・。」と。私、そのまま立ち去る。
結局、梅田へ行ってる時間がないので、電池手に入らず。取り寄せてもらったら良かった。
佐藤にその事を言うと「うわー!嫌味なやつやなー!」
私「はい、私もこんな客にあたったら、嫌です。でもムカついてしまいました」

結局余計手間がかかる、人間まるい方がスムーズに進む。

2007年6月3日
(日)
「普段からの
準備が肝心
早々と取材の記事が本日の朝刊に掲載された。
一昨日から、土居が自身の個展の準備で休んでいる。
日曜日は私と片岡が交代で休み、本日は私の当番。
お客様が重なり、普段、レジなど店頭の事をあまりしないので、
電話の問い合わせなども重なり、四苦八苦してしまう。
完璧は無理でも、普段から、何でもこなせるようにしておかなければいけない。

2007年6月2日
(土)
「トム逝く
昨日、佐藤家の愛猫トムが逝った。
元気だったのに、急に調子が悪くなり、
長患いもせず、あっという間だったそうだ。
もう18才だったので、老衰に近いだろう。
近くのペット専門の会場でお葬式をしたそうだ。
私は会った事はなく、佐藤の話では気が強く、
男の子だからか、奥さんになついており、
よく佐藤に焼きもちを焼いていたそうだ。

左写真の横の文章は佐藤邦雄です。

2007年6月1日
(金)
「取材
夕方、読売新聞さんがKunio Galleryの取材に来られた。
電話がかかってきて「今から10分後ぐらいいいですか?」と。初対面の方。
私は急だったので「記事に穴でもあいたんですか?」と聞いてしまった。
そういうわけではなく、掲載日も決まっておらず、スケジュールが空いたからだとのこと。
ありがたい。丁度、要海さんもいたので佐藤とツーショットの撮影。