KUNIO GARDEN/マネージャーのダイアリー/2008-10 2008/10/マネージャー川端樹理子のダイアリー
2008年10月31日
(金)
「10月最終日」

お客様にオリーブオイルをいただいた。
もう5年以上の常連さんだ。
いつの間にか、雑談するようになった。
とても上質なオイルで身体に良いそうだ。記事などを読むと脳にも良いと・・。ありがたい。
「キヨエ」というオリーブオイルで百貨店などで販売されているそうです。

東京スプーンの塩田君の家族が来社。
2Fに上がるのが大変で1Fのオフィスに入ってもらったのだが、段ボールだらけ。

2008年10月30日
(木)
「霧が晴れる」

ちょっとした、他の人の意見で霧が晴れる。
誰でもそうかもしれないけれど、
納得出来ないと動けなくなる。
最近、腹が立ったりすると自分の脳動脈瘤の画像を思い出し、
冷静になるようにしている。
慎重になって良い。

2008年10月28日
(火)
「残業解禁」

さて、先月調子を悪くしてから佐藤に残業を禁止されていた。
ギャラリーの閉店7時になると会社を出ていた。

長年、9時〜終電を気にする程度で仕事をしていたので、ペースが狂う。
ただでさえ、薬の副作用?禁煙の副作用?で集中力が出ずイライラ。
仕事が進まず一層イライラ、爆発寸前。
余計病人になったような気分。
という事で、今日から残業しても良いことになりました。
いつ・何があるかなんてわかりません。
逆に68才の佐藤が遅い時間まで会社にいて、
もし、朝出社して佐藤が倒れているなんて事があったら
もっとヒンシュクだと思うのですが。
私のマネージャーとしての責任はどうなる!
仕事するのイヤだと言うよりましでしょ。
もしも」の事を考えていたらおかしくなってしまいます。
開きなおりましょう。

2008年10月27日
(月)
「おでんは主婦の味方」

子供の頃、おでんの初日はまだ味があまりついておらず、
心の中で「美味しくないなあ」と贅沢にも思いました。
2日目は味が染みて美味しく、3日目は「また、おでんか・・」と思う。

作る立場になり、食べる前日の晩に作るのですが、
やはり、鍋いっぱいに3日分程焚きます。
3日目には真っ黒・・・。
味付けが上手くいかなかった時は最悪。
今回ちょっと失敗、食べる時にとろろこんぶを乗せるとごまかせます。

2008年10月24日
(金)
「遅れています」

さて、毎年遅れ方がひどくなっている年に1回のカタログ制作の時期。
一般的には年に2回なのに1回にしているから、一層迷うのだ。
今年は9月がドタバタだったのでなおさら、
とにかくカレンダーを早めに入稿していただけでも助かった。

昨日、新作エコトートバッグSサイズの試作品が届いた。
少々問題あり、こちらのデザイン提出が予定より1ヶ月も遅れているので
偉そうな事は言えない。
そして、巾着を作りたいと本日8種類のデザインを渡す・・・。
もう無理かな・・・。

長年していると年々迷いが多くなるデザインだが、
先日、今年のカレンダーを褒めていただいたのでとても嬉しかった。
(
佐藤が褒めてくれることはない。)
もちろん、佐藤のイラストあっての物ですが。
愚痴ってしまいますが、表紙デザイン実は難しいのですよ。
どのイラストを使用して何色にして、佐藤に許可をとって、怒られて。
意外と佐藤は男らしいスッキリした力強いデザインが好きなのです。
(性格も男らしくて責任感があると思います)
どちらかというと、ファンの方々が好きな
かわいいとか女性らしいデザインとは違うのです・・・。
かといって、一つしか作れない。

私の今年のイメージはとにかく、暗い世の中なので
元気なイメージにしたかった。

2008年10月23日
(木)
「耳がダンボ」

カフェでコーヒーを飲みながら本を読んでいると、
お隣の男性2名の会話が耳に入ってきた。
いかにも日本の会社の上司50代後半と部下30代前半と想像する。
上司「今度は洗濯しろって言い出した。結局、女房が一番楽やで
俺は40才過ぎてからはいつ死んでもええと思ってる」
部下「えー?」
上司「生きてたら、もっとあれしたいとかもっとを求め続けるだけやん、
釈迦の何とかにも書いてるやろ?死んだらなんも求めへんねん」
部下「いや、ゴルフやり放題かもしれませんよ」
私は吹き出しそうになる。
それからはあのグリップがええなあとかの会話に変わった。
何となく、そんな事を考えているお父さんが多いように思う。
意外と生きるより死ぬ方が難しいと思う。

2008年10月22日
(水)
「重なる」

今日、佐藤は徹夜明け。
来月ナツメ出版社から出版される「ネコの本当の気持ちがわかる本」の
表紙イラストの提出日だった。忙しい時には重なる。
本当は表4のカットも提出しなければいけなかったのだが、出来なかった。
すでにスケジュールを2日のばしていただいたのに・・。

2008年10月20日
(月)
「無事に開催」

大阪成蹊大学芸術学部spaceBでの展覧会の初日、
そして、トウーラ・モイラネン(版画家)さんとの公開講座でした。
展示風景などの様子はこちらのページに掲載しております。
少々不便な場所ですが、長岡京はのんびりとしたとても気持の良い所です。
この機会にぜひどうぞ。

改めて、公の場で話を聞くと私も初めて聞く事などあって面白い。
東山魁夷のまっすぐにのびている1本の道の絵が
『余計なものが入っておらず、シンプルで好き』とか。
ノーマン・ロックウェルは時代的に理解出来る。
トウーラさんから水木しげるさんの作品が好きと出てきた時にはびっくりしたが、
『妖怪が好き』という言葉にトウーラさんの作品に共通点があるような・・。
浮世絵の木版画の影響を受けたのは良くわかる。

終わってから、打ち上げ、上写真左から:
トウーラ・モイラネンさん
駒原みのりさん(イラストレーター/トウーラさんを15年程前に佐藤に紹介してくれた方です)
大阪成蹊大学芸術学部の門脇英純先生(今回の企画責任者)
皆様本当にありがとうございました。

展覧会は11月1日(土)まで。後は搬出だけかな。

2008年10月19日
(日)
「ウワサ」

明日の公開講座で使用するデータを受け取りに近藤さん来社。
今度会ったら、歳を聞こうとか噂をしていた。
20代後半であろうと予想、35歳だった!!
びっくり、歳近いやん・・・。私が老けているということか・・。
というか、こんなウワサをしている事自体がおばさんだ。
因に、先日のお昼休み白髪の見知らぬ男性に
「お茶でも飲みませんか?」と誘っていただいた。
ビックリして大きな声で「ええー!!すみません!」と言ってしまった。
若者いや、せめて同世代の人に誘っていただけるように努力しようか。

2008年10月17日
(金)
「今日も搬入」

「おかん」
今日も展覧会の搬入。佐藤と土居は朝から会場へ行っている。
3時頃、問題はないか電話すると、
立体作品の付属物のグラスを忘れていた事が判明!(左写真カウンターの上)
昔、全国巡回展をしていた時もよく忘れ、現場で購入した。
そして、今回は少し本や商品など印刷物も展示するのだが、
4時頃佐藤から電話があり、タオルが気に入らないと言う。
10年程前、タオル業界では歴史に残るというぐらいヒットした。
デザインの見栄えは劣る。ヒットした物のデザインが良いとは限らない。
ただ、10代20代の人には「あ!このタオル知ってる」と大概言われる。
佐藤の作品は大衆に親しまれる絵なので、
実用的な物に落とし込まれて成功したといえる。
印刷技術が進んでいなかった頃には商品化は出来なかったのだ。
他の商品を追加する事になり、急遽、片岡に走ってもらった。

公開講座で必要な物の準備が出来ておらず、
明後日の日曜日に近藤さんがKunioへ来てくださる予定。
なんで、いつもギリギリになるのかなあ、
皆様申し訳ございません。

2008年10月16日
(木)
「大阪成蹊大学での
展覧会の搬入」

大きな作品は窓から出さなければいけない。
佐藤邦雄展開催
10月20日(月)〜11月1日(土)

会場:大阪成蹊大学芸術学部・spaceB
京都府長岡京市調子1-25-1
TEL 075-953-1113 FAX 075-953-1119

http://www.os-spaceb.jp
公開講座:トウーラモイラネン(版画家)と佐藤邦雄
10月20日(月)6時〜7時半

会場:大阪成蹊大学芸術学部111Aホール/無料
一般の方もご入場いただけます。
10月20日より大阪成蹊大学のギャラリーで展覧会をします。
本日搬入。2トンの美術梱包車をチャーター。
平面・立体合わせて60点程展示予定。

今日は成蹊大の近藤さんがわざわざこちらに来てくださった。
私は本日初対面。昨日佐藤が「川端はギャラリーのただの力もちが来てくれると思ってるみたいやわ、って言っててん、違うで」と。その意味がわかった。
私は送りだしてから「
久しぶりにかっこいい男の子に会ったわ」と思わず言った。
外見だけではなく、最近えほん村の森さん(こちらは女性)とか外見内面含め好感をもてる若者に出合う。
飾り付け作業をするために会場へは佐藤と土居が行った。
私が行かないのは初めて。どんな会場になるのか楽しみ。

2008年10月15日
(水)
「尊敬」

学校の先生とお医者さんになる人を尊敬する。
なる為の努力もいっぱいしなければいけない上に、
ずっと失敗しない事があたりまえとされ、過酷な労働と責任。
自分のしている仕事が遊びのように思えてくる。

2008年10月10日
(金)
「今日もアップルパイ」

昨日、五朗さんにアップルパイをいただき、本日のおやつ。
五朗さんに「また太るじゃないですか」と言うと「好きなもん食べて太ったらええねん」と。
仙人のような五朗さんに言われると「そうだよな」と思ってしまう。

2008年10月9日
(木)
「久しぶりにロンとツモ」

ロンちゃん白髪が増えました。口元が白くなりおっさんになってきた。

でも、飛び跳ねて元気すぎるぐらい元気です。

2008年10月8日
(水)
「親子です」

お客様のワンちゃん。
ジャックラッセルテリアの親子。
右の子がおかあさんで
左の子がその娘なのだそうだ。
大人しくて可愛い。

2008年10月7日
(火)
「太る一方」

左はコットンズの大塚悦子さん(イラストレーター)にいただいたアップルパイ。本日のデザートです。
私の事を心配してくれていたそうだ、ありがたい。
大塚さんはすごい努力家だ。見習わなければと思うのだが、なかなか・・・。
隣の写真は有名な天神橋商店街にある中村屋のコロッケ。佐藤が買ってきてくれた。コロッケは佐藤の好物。
その場で揚げているので「揚げたてを歩きながら」なんて事も出来る。確か1個50円。甘味があって、これ以上美味しいコロッケはないと思う。そして私はどんどん太っています。

2008年10月6日
(月)
「費用削減」

DMの切手面に入れる為に一度単色にし、CMYK画像に変換。フルカラーにするとゴチャゴチャするのだ。
いろいろな作業が遅れている。
毎年この時期は遅れるのだが今年は特にひどい。KunioGalleryの展示替えは済ませているが、DMが出来ていない。本日、やっと仕上げる。入稿は明日の予定。
以前の場所の時から約13年間、
1年に4回展示替えをしていたのだが、
来年から3回にすることにした。
佐藤もスタッフも反対していなかったので、
自分で出した案を決断するかしないか?ウジウジしていた。
これで、年間数十万の削減になる。郵送代:50円×3000通=150,000円+印刷代+雑費+モロモロ。
後ろ向きは嫌だなあと思うが・・。

メールでのお知らせもしているが、
やはりDMを受取る方が嬉しいし、
メールは迷惑メールとして捨てられる事が多い。
DMを出さないギャラリーが増えたが、どうなのか?

ということで、「2009佐藤邦雄カレンダー原画展」は
2009/2/27まで開催になります。

2008年10月5日
(日)
「アメリカ人の大阪弁」

奥さんにプレゼントをしたいと、アメリカの男性。
日本に住んで10年になるそうだが、
ずっと大阪ということで、たまに出る日本語は大阪弁なのが妙に面白い。

Tシャツのサイズをたずねると、私ぐらいだと言う。
私は「じゃあ大きいね」と言うと、ワッハッハッハ「そう大きいBig!」と。
「英語ではI'm big.でいいの?」「Yes,そうそう」と。
周囲から「太りすぎ、痩せろ痩せろ」と言われてるのだが、
ショップでサイズを見る時、役に立つ。
他のスタッフは小柄なのだ。

佐藤の作品をすごく褒めてくれた。
アメリカの人はほめるのが上手い。

2008年10月3日
(金)
「えほん村の森さん」

今日はえほん村の森さんが、マリオネットの梱包に来てくださった。
大阪に用事があって休暇で来たついでとのこと、申し訳ない。
前は近くのテレビ大阪に勤めていたそうなので、道ですれ違っていたかもしれない。
フットワークが良く笑顔が絶えない、おまけにべっぴんさん。
(ツンとしたところがないので、美人というニュアンスではない)

佐藤と3人でコーヒーを飲みに行こうという事になり
川「何処に行きますか?」佐「シティモの上行こか、あそこはタバコ喫えるやろ」と。
佐藤も森さんも喫わない。私は一瞬とまどい「えっ、喫っていいんですか?!」
佐「あっ!そうか!あかんあかん!」。長年のクセは恐い。
今日知ったのだが、佐藤はもともと喫っておらず、
他の喫う人たちと行くとみんな禁煙席に行ってくれるそうだ。(私のもと上司も含めて)

2008年10月2日
(木)
「展示作業終了」

Kunio Galleryの展示替え、無事に終了。
明日からは「2009佐藤邦雄カレンダー原画展」開催。

薮内さんが作品を引き取りに来てくださった。私は厚かましいので、松村さんの作品の一部壊れやすそうな作品を同乗していただけないかとお願いした。快く引き受けていただき助かった。
ありがとうございます。1人で山梨まで運転、まだ着いていないだろう。
山梨に美術館に良さげな建物場所があるとか・・・。ちょっと気になるけど。

2008年10月1日
(水)
「搬入・搬出」

Kunio Galleryの展示替え。
今回は佐藤以外の作家さんの作品があるので、いつもと違う。
松村さんの作品を梱包するために一部を解体しなければいけないのが緊張。
左のウサギさんは松村太三郎さんのマリオネットシアターの一部。