2008/12/マネージャー川端樹理子のダイアリー
2008年12月29日
(月)
「2009年出勤最終日」

このダイアリーを書き始めて5年弱。
ほぼ毎日書き始めて3年弱、早い。
自分が何をしていたか確認できたり、はずかしーくなったり。
いつまで書くか??なるようになるでしょう。
今年は何が起るか分からないんだと実感しました。
ただ、なるようにしかならないんですよ。
人・物にも縁があって何故かよく偶然会う人とか、
たまたま目に入った看板とか。
変えようと思えば、運命を変える事も出来るとは思うけど、
受け入れる事も必要。

先日、TVで桑田さんが清原さんに対して
「ぼくは清原くんにどう思われても悪口言われても
嫌われててもいいんだ、それでも好きだ」
というような事を言っていた。
私は佐藤が好きそうな言葉だなあと思っていた。
案の定、観ていたようで桑田さんの事を褒めていた。
若輩者の私には、成功したから言える言葉ではないかと思えるのだが、
そして、そういう言い方すると清原が悪口言ってるみたいやんと思ってしまいました。
でも、
そう思えるような人になれたらいいなと思います。
まだまだ未熟者です。

では今年も御支援・ご指導ありがとうございました。
良い年をお迎えください。

2008年12月28日
(日)
「終わらないぞ」

さて「26日が金曜日はダメでしょ」と独り言を言いながら仕事。
佐藤は今日で終わり、私も今日で終わるつもりだったのだが
深夜までする気になれず、明日にしよう。

社長なんてなるもんじゃないですよ。
日本の総理大臣、一度「総理」と呼ばれたくて順番でなっているの?
私は「社長」と言われると隠れたくなるのだけど。

スプーンで佐藤が社長をしていた頃、佐藤は社長と呼ばれる事を嫌った。
「社長いますか?」とかかってくる電話もろくな内容ではなかったので、
「社長いますか?」という電話は繋がないのが暗黙の了解になっていた。
Kunioでも投資や売込みが殆どなので出ているときりがない。
ただ、私の場合は作家ではないので自覚を持つためには
呼ばれて隠れててはダメかと
最近は思う。

2008年12月27日
(土)
「来年は
あおきひろえさんと」


スプーンの時の先輩大塚さん来場。
大塚さんが来てるということでおあきひろえさん(絵本作家)も来た。
来年1月発売の絵本
「ハルコネコ」プレゼントしていただいた。
そして、読み聞かせまでしていただいた。
すごく色が綺麗だし可愛い。
思わず「KunioGalleryでしてくれませんか?」と言った。
来年、佐藤と2人展をすればいいんだ!という事になった。
丁度、3月からの展示内容を決めていなかった。(なんていいかげんなギャラリー)
あおきさんも、もとスプーンのメンバー。
素晴らしい先輩に恵まれていると実感。

2008年12月26日
(金)
「2009年
Kunio&Spoon
忘年会」


2009年営業最終日。
台湾からのお客様が来て土居は英語で対応したそうだ。そして晩はスプーンと合同忘年会いつもの「桧之川」で。桧之川のお母さんは変わらず豪快で元気。この後、数人で2次会へ行き久しぶりに朝帰り。

2008年12月25日
(木)
「東京へ」

アパレル商品のライセンス契約をしているサロンキティさんへ。
2009年春夏物を見せていただいた。
長年続いているので、
ダメ出しをする事は殆どない。
Kunioの直営店は1店舗だけだが、こちらは数十店舗。ファンの方々と接する機会がもっと多い。お客様と一緒に成長している。


2008年12月24日
(水)
「2008年
クリスマス・イブ」

Merry Christmas!

佐藤が「メニークルシミマス」に見えるという。
オイオイ、ちょっと吹出してしまいました。


2008年12月22日
(月)
「電子レンジ」

プラスチックメーカーの会長さんと喋っており、
今は食べても大丈夫という材質があるそうだ。
一時は中国製品の低価格から日本製品は消えかけていたのだが、
安全性から日本製品が見直されている。
今、流行っているタッパがあるそうなのだが・・忘れてしまった。
レンジでそのまま温められるタッパがあるのは知っているのだが、
あまり電子レンジは使わない、殆ど鍋やフライパン。使う時は陶器の入れ物に移す。
この事を言うと「今どき珍しい」と言われた。
レンジを使うと楽だと分っているのだが、何か信用出来ない。
でもそう言いながら、レトルト食品を食べている。
矛盾している、使いこなしていないだけだ。

2008年12月20日
(土)
「2009年
通称七夕の会」

今年も恒例の中島さんを囲んでの食事会(七夕の会)。
食事をしてからいつもの「安全地帯」での会話。
今年の師走は世の中の不景気の話題、
特に大手企業の派遣ぎりニュースなどが目立つ。
数日前に佐藤が言っていた事と同じような事を多田さんが言う。
「昨年まで儲かってた分を配分するとか、他の人の収入をほんの少し減らして分けてあげるとかすれば・・・昔の日本の会社はそうやったと思う」
経営陣、管理・責任者のカットをするのはあたりまえだが、そうではない人たちから少しずつでも会社の権限で減らすというのは難しいのだろう。マスコミではすべてのことまで報道しないので分からないが、社内で募金箱を作るとかすればいいのでは、先頭に立つ人がいないのか?


2008年12月19日
(金)
「2008年スプーン
忘年会」


スプーンギャラリーでの忘年会、9割はイラストレーター。
20代から70代まで。
絵を描く人たちなのでみんな気さく。
イラストレーターには厳しい世の中、来年は一層厳しくなりそうだ。

2008年12月18日
(木)
「そういうのもありだ」

いつもの本屋さん「まいど〜・・本屋です」と珍しく大きな声。
土居はいたのだが、用事があったので出ていくと
「本屋やめるのやめます〜」
私「えっ・・えーーーー!」
本屋さん「いや、みんなどこも雇ってくれへん面接で落とされるって言うねん、
借金返さなあかんし、晩は店で缶詰めバーしよかな、年金出るまであと4年がんばるわ」と。
佐藤が描いた色紙を「じゃあこれは還暦祝いということで」と渡した。
すると佐藤が丁度下りてきた「あっそう、その方がええで、女泣かしたらあかんで」
そう先日聞いた時つい私は泣いてしまったのだ、涙返してくれ(笑)。

今日は賑やかな日だ。
6時頃、一部の電気関係が急に切れ電話やインターネットが使用出来なくなった。
大慌てでここの工事をしていただいた桂さんへ電話、電気屋さんとすぐに来ていただいた。
すると電信柱からの問題だから関西電力に言わなければいけないという事になった。
そんなことあり!!
8時半、聞いていたよりは早く来てくれ関西電力の人が電信柱に登っている。
9時半終了。結局、接触不良という事でちゃんとした原因が解らなかった。
改めて日中に電線の交換?などに来てくれるとのこと。

2008年12月17日
(水)
「年齢

最近気づいたのだが、私の周囲高齢の人が多い。
佐藤が68才だというのもあるが、20代の時の上司が数人団塊の世代だったりするので
50才ぐらいの人でも若く感じてしまう。
だからか、老けて見られる。
同世代の集まりに参加しなければと思う今日この頃。

2008年12月16日
(火)
嬉しいメッセージ

今日は朝から嬉しいメッセージが2通届いていた。

まず1通は多々ある問い合わせなのだが、
『「ひとりぼっちにしないで」のわんちゃんのバスタオル。
1歳7ヶ月の娘がとても気に入っていて、
このタオルを敷いておくととってもうれしそうにゴロ〜ンってしてお昼ねするんです』

現在は売られていないんでしょうか?とのこと、
そうなんです。申し訳ございません。

もう1通。
『佐藤さんの絵は、我が家に「潤い」+「華やぎ」をもたらしてくれます。
特に、朝、眺めると、なんだか今日はいいことありそうだ、という気分になります。
月末になると、来月はどんな絵柄になるか、しばらく楽しみです。
これだけ、人の気持ちをとらえるカレンダーに、私の周辺ではお目にかかれません。
以上、佐藤さんのカレンダー賛歌でした。』

2008年12月15日
(月)
「『小さな親切』運動
大阪本部の忘年会」


『小さな親切』運動大阪本部の忘年会に参加した。
上左は乙女文楽の吉田光華さん、
古典文楽も観たことはないのだが面白かった。
佐藤も作品のアイデアが浮かんだようで「写真撮って」
と言うので沢山撮らせていただいた。
吉田光華さんのHPはこちら
中国琵琶・三味線その他、昨年同様賑やかな忘年会になった。

2008年12月14日
(日)
「岐阜県から」

さすがに12月の日曜日はお客様が多い。
といっても、行列するほどではないが。

何度かご来場くださっている岐阜県の親子づれ、
お母様が全身クニオコレクション。
今日も感謝感謝。

2008年12月13日
(土)
山谷初男さん
本日は定休日なのだが、戸板順子さんとその友人で俳優の山谷初男さんがご来場。
存在感があります、なんか渋い!
山谷初男さんにサインをしていただいた。
「酔ったふりをするのは哀しいだから酔う」
12月19日山谷さんのお誕生日ということなのでケーキがある。濃いメンバー・・・私以外60才以上、皆さんパワフルで元気。

2008年12月12日
(金)
「女性用ふんどし・
男性用ブラジャー」
今日は月がきれい。
願い事をすると叶いそうなのでいっぱいしてしまった。

一昨日の日経MJ新聞に女性用ふんどしが巷で流行っているという大きな特集記事があった。
私は全く知らず、一部の30代前後とのこと。「ふーん」と読んでいた。
今度は翌日のサンケイEXに男性用ブラジャーが売れているという小さな記事があった。
どちらも機能性を考えると不便だと思うので、
一時的な興味本意の購入であろうとは思うのだが、
何が売れるか分からない。
女性用ふんどしはオシャレにアレンジしている。
男性用ブラジャーは「??」。
それとこの新聞記事の扱いの比較をすると結構面白い。


2008年12月11日
(木)
「賑やかに」

クリスマスまであと2週間。
外にツリーを出したり賑やかに。
このツリーは15年程前に
島原に住んでいる西口さんのお兄さんにいただいた。


2008年12月10日
(水)
「修正!!」

朝電車に乗っている時、佐藤から携帯に電話がかかってきた。
朝は遅めの始まり、良い連絡とは思えないのでドキッとする。
急用だと思いでると、
昨日入稿した天王寺のイラストを修正したいと言う。
「ダチョウの足の陰の部分が気になって、夜中目が覚めた。
あと1日なんとかして!」朝の電車で言い合いになる。
作品が仕上りホッとしていた矢先・・。
朝から謝りとお願いの電話をあちらこちらへ・・。
昨日、書いてなかった、マネージャー泣かせ。
原画を天王寺の印刷会社へ渡していたので、
すぐに返却に走ってもらう・・・。
数時間、佐藤に修正時間を与える。
カメラマン3時に待機。6時にデータあがる。
確かに前回の作品と見比べると良くなっているが、
比べなければ分からない。


2008年12月9日
(火)
「2009年版天王寺動物園カレンダーの作品」

2009年版天王寺動物園カレンダーの作品が仕上った。
佐藤は昨日は徹夜、朝カメラマンに渡し撮影。
2時頃に上がると言っていたのだが、電話がかかってきて
「手間取ってます・・・3時にしてください」と。
受け取る時に「やっぱり佐藤の作品は難しいですか?」と聞くと、
「はい、もうコントラストとか・・・」と。
そう、面相筆で細部まで細かく薄く描き込んでいるので
撮影する時に色がとんでしまうのだ。
私も作業によっては画面上で数百倍に拡大してレタッチする事がある。
カメラマン泣かせ、デザイナー泣かせ、印刷屋泣かせ、
再現の難しい作品なのだ。


2008年12月8日
(月)
「カチョ?」

電話が鳴ると、片岡がとるのが暗黙の了解のようになっている。
「川端さん、英語なんですがいいですか」と。
私「えっ、土居ちゃんの方がましやろ、土居ちゃんいけ」
土居「えー!ダメです!」
結局、私がとった。片言の日本語を喋ってくれる、
英語しゃべれるか?と聞くので少しと応える。
「カチョーワカル?カチョ」さっぱり解らない。
結局、メールを送るというような話になったはず・・・。
体面なら手ぶり身ぶりの説明もできるが電話はツライ。

2008年12月5日
(金)
悟りを求めて

「悟りを求めて」

アートプリントの新作「悟りを求めて」を作ることを佐藤に言った時、
佐藤は「売れへんわ」と言った。
作って売れないと聞くのがイヤなのだ。
私は好きだし、久しぶりにゴリラを出したいとも思ったので作った。
すると何枚かご注文をいただいた。
暗い世の中、悟りを求めている人が多いのか?
佐藤に「売れましたよ」というとモジモジしていた。

全般的に人気があるのは可愛い犬猫で、ゴリラの商品は少ないのだが、
佐藤のおもいが入っている作品はゴリラが多い。
そういった作品が多くの人に認めてもらえない歯がゆさが作家にはある。
日本では暗い絵があまり好まれない傾向にあるのだが、
最近、日本画が流行ったりと絵の流行が暗い方向にあるように感じる。
世の中が暗いのになぜ?
感覚が欧米化しているのか?


2008年12月4日
(木)
まちの本屋さん

佐藤がずーっと昔からお付き合いしている古い本屋さん。
お願いしている雑誌などを自転車で配達してくれる。
いつも低い声で「まいど〜」と言って本を置いていく。
強面のおじさんで無愛想な印象なので、最初はとっつきにくかったのだが、
ショップでよく買物をしてくれるので話すようになった。
(奥さんは朗らかな印象)
それが、喋ってみると面白いのだ。

今日は土居がお休みだったので、店頭にいた。
いつもの調子で「まいど〜・・本屋やめます〜」と。
私「えー!!な何?・・」本屋さん「だからやめんねやん」と言いながら
うちの卓上カレンダーを沢山レジに置いた。
(お買い上げ、挨拶まわりに使ってくれるとのこと)
60才ということなので、一般的には定年と思えばだが。
まちの本屋さんはどんどん潰れている。
「アマゾンには勝たれへん」と。
あの「まいど〜」が聞けなくなるのはさみしい。

2008年12月3日
(水)
「クリスマス支度」

クニオギャラリーも少しづつクリスマスの飾り付け。
ウサギさんにトナカイの頭をつけてしまいました。
そして、寒いのでマフラーも。


2008年12月2日
(火)
注意力散漫

忙しい時にはトラブルが重なり、自分自信の注意力も散漫になる。
やっと上がってきた巾着、土居が「これ・・・」と。
小鳥がおかしな所にプリントされている。
私が制作したデータがおかしかったのだ・・・。
1柄販売中止。もう12月なのに。

2008年12月1日
(月)
「都合の良い解釈」

なんかツモちゃんの小さい時の写真が目に止まったので
載せてしまいました。この時は500グラムで片手に乗った。
先日、帰宅するとダイニングテーブルの上に乗っていたはずのチラシが
床に散乱していた。
今までダイニングの椅子に直接乗った事はなかったので
テーブルの上の物を触る事はなかった。(リビングで放し飼いにしている)
最近ダンナさんが1・2回直接椅子に座らせたようで、それからは「乗ってもいいのね」とばかりに見ている前でも飛び乗る。怒ってもダメ「なんで怒るの」とばかりに首をかしげる。これが私の椅子には絶対乗らない。
また、この可愛い顔で見つめられるときつく怒れない。
したい事はたった1・2回で覚えてくれる。
私も犬になりたい、いやツモちゃんになりたい。