2009/2/マネージャー川端樹理子のダイアリ-
2009年2月27日
(金)
「市の側通り


先日、向いのカンガローポーシェの水山さんと、
川沿いの通りに名前がないという話をしていた。

大阪市のイベント「水都大阪2009」のひとつである
「まち歩き」のギャラリー巡りのコースに入れていただき、
本日、そのスタッフの方々と打ち合わせをした。
その時に、通り名の話をすると、ひとりの方が
「名前ありますよ、天神祭の時に言ってました」
「市の側(イチノカワ)です」と。私「え-、いまひとつですね」
漢字が「一の川」だったらまだいいけど・・・。
市場があったからだろう、昔は栄えていたようだ。
もう一人の方もそういう事に詳しく「天満橋は天満へ渡るから天満橋という」とか、
「僕は話をそらすのが専門」と言いながら、
お話が本題から外れていったが、面白かった。
こういう事は男性の方が詳しいように思う、思考回路が違うのか。

2009年2月26日
(木)
贈りもの
3月3日からKunio Galleryで展示するDMを入稿した
タイトル・テーマは
『贈りもの』

今回は何故か散々迷った。
仕事展にして、印刷物と原画を並べる。
原画と複製画展、音楽をテーマにする、などなど。
DMが上がるのは来週末。

2009年2月25日
(水)
「中一弥氏96歳から


挿絵画家・中一弥氏96歳で新聞の連載小説の挿絵をしているという
新聞の連載小説といったらほぼ毎日1年程描くということだ。
数週間前、佐藤が「96歳やで!」と。
私「佐藤さんも大丈夫ですよ、どんな絵を描くのか楽しみです」と。
佐藤が96歳になったら私は70代、私もおばあさんだ、想像できない。

多田さんが佐藤に中氏の自伝本をプレゼントし、その後拝借した。
『挿絵画家・中一弥』集英社刊。
いつものごとく、数ページ折ってある。
その中でたぶんこの文章にうなづいたかな。
「いわゆるリアルを追求してきました。---省略----
絵というのは巧ければいいというものではありません。
はっきりいえば下手な部分こそ面白い。
どこかはみだしたところに、夢や詩があるんです。
子供の絵が面白いのは、夢だけで描いているからだと思うのです。
ところが、大人になって技術を身に付けてしまうと、いちばん大切な夢を失っていくんです。
それを成長と見る向きもある。ただ、僕は大人になっても、
子供の要素をどこかで持ち続けていなければいけないんだと思っています。」

2009年2月24日
(火)
要海三枝子さんの
新刊

先日、要海三枝子さんが来社された。
NHK出版「おしゃれ工房」から新しい本
『ちりめんで遊ぶ押し絵の動物』が出るということで、
ご自身でポストカードを作りたいから印刷の方法を知りたいということだった。
私の方で印刷の手配を済ませ、本日用海さんからそのポストカードが届いた。
デザインはお知合いに頼んだそうだ。
ちりめん本は今まで素人では難しい作品が多いそうで、
こちらはあえて素人さんでも
お手軽に作れるようにしたそうだ。
Kunioで展覧会をしていただいたのが多少でも役にたったのかしら?全国の書店でお買い求めください。

2009年2月19日
(木)
外見じゃあない
1995年制作
手直ししている作品
川端のモデル写真
佐藤は昔描いた作品を殆ど手直しする。今、上の作品を描き直し中。
佐藤から内線で「ちょっと来て」と呼ばれた。
昔から内線で呼ばれて怒られる事が多いので
『何かしたっけ?いつも言い返して一層怒らせるので黙って聞いとこ』
と思いながら佐藤の部屋へ行った。
すると笑いながら「これ見てみ」と私の昔の写真。

佐藤「ほそー!これ誰?別人やで!次の展覧会原画とモデル展にしよか」と。
川端「えー!そのネタは今度にしましょ。誰でも若い時の方が良かったりするんですよ。
そかわり、性格はきつかったと思いますよ。外見じゃあないところを見てもらわないと」
ちょっと言い訳だ。
佐藤「痩せたら、まだまだいけるのになあ」と。
川端「今さらもてても困るでしょ」
しかし、20代の頃ももてたという記憶がない。
その事を佐藤に言うと「みんな恐くて声かけられへんかってんで、
僕が知ってるだけでも5・6人いるで」と、教えて欲しかったなあ残念。
確かに、自分でもビックリする、首が長く鎖骨が見えるしウエストがくびれてる。
この写真は特に綺麗に撮れていると思うので、載せちゃいました。
それにしても、3月からの展示をまだ決めていない。
一旦、あおきひろえさんとの2人展に決めたのだが、
こちらがサロンキティさんの件でバタバタしているので、中止にさせていただいた。
7月からの展示に出来たらいいんだけど。

2009年2月18日
(水)
一部の商品を
買い取りました

柿川さんにいただいたオモチャを渡すとロンが自分のベッドに持って行った。
管財人さんより、一部の商品を買い取った。
即決・前払い条件だったので、すべてというわけにはいかず。

遠方のお客様が大勢いらっしゃるので、
ネット販売をする為の準備でバタバタ。
掲載の準備は私と土居で、
ご注文をいただいてからの対応は片岡が担当している。
チェックして商品撮影、サイズ実寸を計り、
画像処理などをしてアップする。
レイアウトもこだわらず、ひたすら作業をしても
日常の他の仕事もあるのだが、
20種類掲載するのに3日程かかった。
すべて掲載できるのは今月末ぐらいになりそうだ。

2009年2月13日
(金)
柿川鮎子さん

作家・ライターの柿川鮎子さんがご来場。お会いするのは3年ぶりぐらい。
今日は大阪に取材の仕事があったそうだ。
柿川さんのHPはこちら。

私が昨年体調をくずしていた事を気にしてくださり、
「メールなどでは元気なふりをしていて、本当は痩せこけて
いるんじゃないか」と心配してくださっていたそうだ。
本当に元気にしていて、全然痩せていない川端でした。
ウルウルしながらおっしゃるので、胸がつまった。
お話をしていて、いつも感じるのが
本当に頭が良い人って、他人への気づかいも丁寧で決して表面的なものではなく、気持ちが伝わってくる。見習わないと。
私は毎日感謝する側ばかりで、
どんなお返しをしたらいいのかしら。
うちのワンコのおみやげまでいただいた。すぐにボロボロになりそう。

2009年2月12日
(木)
バタバタしてます

長年メッセージをいただいている東京のお客様より手作りの御菓子が宅配で届いた!佐藤・スタッフみんなの今日のおやつでした、最高に美味しかった。
朝一番のお客様は岐阜県から!
いつも名古屋の松坂屋さんでお買物してくださっていたそうだ。
女性お2人の友人で、とっても仲が良く会話が楽しい。
Kunioファンの皆様は素敵な人ばかり。

先週は消防署から「防災指導」の人が来て
「防災点検」の書類が提出されていないと注意を受けた。
ここの建物は自主管理なので、自分たちで誘導灯や消化器の点検をしなければいけない。
なんでこの忙しい時に・・と思いながら本日消防署へ行った。
かっこいいお兄さんがとっても丁寧に対応してくだり、
書類も受理していただけたし、気分が良くなった。
消防署の制服かっこいいやん。

2009年2月8日
(日)
群馬県から

本日は群馬県からのお客様。
親戚のお嬢さんがクニオコレクションが大好きだという事で、
大阪に来たついでに寄りましたと。
昨年もご来場くださったそうだ。
全国のショップ沖縄店・仙台店など行ったと!
「早く再興出来たらいいですね」と励ましたの言葉をいただいた。
今日も感謝。

2009年2月6日
(金)
口笛吹いて
どこまでも


「どこまでも行こう」
2003年制作

本日も暖かいメッセージを沢山いただいた。
何だか、いづれすべてが上手くいくような気がしてきた。
少々、脳天気か?

2009年2月4日
(水)
カーテンを替えた

レジの後ろのカーテンを替えた。
生地をいただき縫ったのだが、お正月休みに自分で縫おうと思いながらも、実家の母に頼んでしまった。
コート用のサラサラした生地だったので「縫いにくかったわ!」
と言われたのだが、さっさと仕上げてくれた。
70才過ぎの母をこき使ってしまった。
取り付けてから、上にピンクの柄がきた方が良かったなあと・・、
全体の見え方まで考えていなかった。
こんな事、母に言ったら怒るだろう。

2009年2月2日
(月)
お客様の声

お客様から毎日のようにメールや電話で問合せがある。
丁度SALEの時期なので「案内のハガキをもらったから行ったのに売場がなくなっていた」と。
流通がストップしてしまっているので、商品を仕入れることも出来ない。

先週、男性がお1人でご来店、
関東在住の方で大阪へ出張するのなら買ってきて欲しいと奥様に頼まれたそうだ。
ご主人、携帯で奥様にデザインの説明などをされているのだが、
「服の事は解りません、ちょっと代わってもらえませんか」という事で
電話を代わりお洋服の説明、コーギーを飼っておられるそうで、
コーギーがのっている商品は全部持っています、と。
ご主人曰く「家の中、ここの商品でいっぱい!」、ありがたい。
クニオコレクションは個性が強いので、万人に受け入れていただけるわけではないのだが、
お好きな方は、はまってしまいコレクションしてくださっている。
身につけていると、知らない人に話しかけられる事も多い。
私も海外へ行った時、出張へ行った時など必ず声をかけられ笑顔での雑談になる。
「何処で買ったんですか?」と聞かれたら、こっちのもの。
カタログとハガキをお渡しする(笑)。
そして「本当に質が良い」と皆さんおっしゃってくださる。
今回の事では暖かいメッセージを沢山いただいた。
引き受けてくださる会社が見つかっても、
質が落ちたりするとお客様は離れていくのだろうなあ。
デザイナーさんも変わるわけだし・・・・・お客様の目は厳しいのだ。
アパレル商品はデザイナー・パタンナー・イラスト・柄のパターン処理・プリントや刺繍の質・
生地の質・縫製の質・洗濯テストなど、何人もの人が係わり、全てが合わさって良い商品になる。