西口さんの作品の整理、私はパソコン作業、
弟の富紀さんが現物の整理撮影をしてくださっているので、
最初に想像した途方もない作業はなく、ありがたいです。
私がスプーンに入社した頃、スプーン創立メンバーの一人、
マネージャーの故・田中俊夫氏が言っていたことを最近思い出す。
当時はバブル時代真っ只中、広告業界での活動を評価され注目されていました。
夢を語る人でタレントのようになっていた。
田中氏が「樹理子〜、夢はなイラスト美術館作りたいねん!SPOON美術館!」と言っていた。
この頃は40代だったと思う、未来が見えていたんだなあ。
人間的に魅力はあったが、お酒が好きでアル中状態。
交際費の使いすぎで会社を真っ赤っかにした人、でなければ最後までスプーンにいたと思う。
個人の私設美術館的なものはあっても、イラストを主体にした美術館はない。
ただ、イラストレーションの定義は難しい。
美術館の役割は作品の保存でもある。
ほぼ永久的に持続可能なシステム・運営管理が必要。
個人・民間だけでは難しい・・・。
ぼんやりと定期的に考える佐藤邦雄の作品たちの最終地点。
西口さんも、その他著名な方々・・・。
今日の新聞の折り込みチラシ「レンタル収納スペース」6畳程で月額5万円程。
イラスト美術館あったらいいなあ。
でも、誰の作品をどれだけ収蔵するかで揉めそうだ。
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