2024/10 マネージャー川端樹理子のダイアリー

2024年10月23日
(水)
「初代マネージャーの夢」



西口さんの作品の整理、私はパソコン作業、
弟の富紀さんが現物の整理撮影をしてくださっているので、
最初に想像した途方もない作業はなく、ありがたいです。

私がスプーンに入社した頃、スプーン創立メンバーの一人、
マネージャーの故・田中俊夫氏が言っていたことを最近思い出す。
当時はバブル時代真っ只中、広告業界での活動を評価され注目されていました。
夢を語る人でタレントのようになっていた。
田中氏が「樹理子〜、夢はなイラスト美術館作りたいねん!SPOON美術館!」と言っていた。
この頃は40代だったと思う、未来が見えていたんだなあ。
人間的に魅力はあったが、お酒が好きでアル中状態。
交際費の使いすぎで会社を真っ赤っかにした人、でなければ最後までスプーンにいたと思う。

個人の私設美術館的なものはあっても、イラストを主体にした美術館はない。
ただ、イラストレーションの定義は難しい。

美術館の役割は作品の保存でもある。
ほぼ永久的に持続可能なシステム・運営管理が必要。
個人・民間だけでは難しい・・・。
ぼんやりと定期的に考える佐藤邦雄の作品たちの最終地点。
西口さんも、その他著名な方々・・・。

今日の新聞の折り込みチラシ「レンタル収納スペース」6畳程で月額5万円程。
イラスト美術館あったらいいなあ。
でも、誰の作品をどれだけ収蔵するかで揉めそうだ。


2024年10月22日
(火)
「西口司郎さんの初期の作品」



今、西口さんの展覧会の事を考えたりしているので、西口さんの話題が多いダイアリー。本業が忙しくなってきたので、ボランティアに時間を割いている場合ではない、と思いながらも「やりたい」と思っているので・・・。
右の馬の作品は西口さんの若い頃の作品です。
私がスプーン在籍中30年以上前、ビルの地下に倉庫があり、整理をしていると汚ーい袋から出てきました。
私は「西口さん、これ欲しいです!!」と言うと。「いいよ、あげるよ、サインしてあげようか」とあっさり言っていただき、額に入れて自宅に飾っていました。
この機会にとデータをとりました。

佐藤にこの作品のことを聞くと、印刷会社からの依頼で当時では新しい印刷機を使用した展覧会の為のものだろうと。なので、これは原画ではないけれど、1枚しかないかもです。
1977年のスプーンショーの作品がこの馬のカラー作品のようなので、それぐらいに作ったものだろう。私は中学生かな。
西口さんの作品でピンクは珍しい。
この作品のハンカチとかあってもいいなあと、思うけれど西口さんに「やめて」と言われそうだ。
佐藤も、若い頃の作品を出すのを嫌がる。


2024年10月20日
(日)
「幸運が訪れるサイン」



本日、営業日です。
「カラスの死骸を見る」「朝に見かけるカラス」は
『幸運が訪れるメッセージ』だそうです!

カラスの死骸、カラスは神様の使いなどというので、悪い事でも起るのかな・・・、
やっぱりダイアリーに掲載したのは、まずかったかなあ、
と不安になり、ネットで検索しました。
すると、良い意味でした!!ということは、
15年ほど前のカラスも幸運だったのですね。

『カラスは、古くから「導きの神」「太陽の象徴」といった神聖な存在として親しまれてきました。
その姿や鳴き声は、神様や亡くなった人からのメッセージを伝えていることも。』
と書いていました。やっぱり西口さんが何か言いたいのかな?


2024年10月18日
(金)
「近所にカラスの死骸」



15年ほど前のこと、西口司郎さんが突然来て、
「カラスの死骸が!!!樹理さん一緒にきて!」
「変質者と思われて通報とかされるかもしれないから!
家に帰ってビニールとか持ってくるから!」と、
いつも冷静に話す西口さんが興奮状態。

私はカラスの死骸は見たくないなあと思い、引いてしまった。
西口さんの頼みを断るわけにもいかず、ついて行きました。
近所の大川沿の白いコンクリートの上に、黒い点のように見えた。
空で何かにぶつかって死んだのか?
「ここにいるだけでいいから」と言われたので背中向けて立っていました。
無事に回収し、西口さんは「ありがとう!じゃっ!」と自転車で自宅へ。
その後、数週間「冷蔵庫買って入れてるから」
「写真いっぱい撮ったから埋めたよ」などと報告に来てくださいました。
そして出来たのが、下の絵です。
当時は、書かない方がいいかと思いダイアリーには書きませんでした。

昨日のことですが、Kunioの近くの公園にカラスの死骸(上右写真)。
西口さんがいたら喜ぶだろうなあと思いながら、
今回は草の上ということもあり、写真を撮りました。
西口さんが描いた絵のような姿、西口さんが何か伝えたいことがあるのかなあなどと思いました。

下の写真は私が最近、近所で撮った写真です。
カラスは絵になるので、見かけた時に撮影することがあります。
もしかして、この写真の中のカラスさんかもしれない。
右下のカラスさんかな。


2024年10月11日
(金)
「ギャラリーSORAさんへ」



スタッフの脇田が「ギャラリーSORA」さんの企画展に参加しているので、行ってきました。
ランチ休憩の後に行くと、佐藤と宮野くんがいました。
あらら・・・。
3人での会話、私が車を運転していた時の話題になると、
宮野くんが「西口さんが怖かったよ〜」と言っていましたね、と。
山梨のえほん村さんへ行った時だったかな、
初心者マークをつけて、みんなを乗せて行ったことがあったかなあ。
そんなこともあったなあ、と思い出した。
楽しいことがいっぱいありました。

脇田の作品、花の水彩画のイメージが強いのですが、今回は趣向を変えたようです。
絵や文字などには本人の性格が出ます。
脇田は優しい絵です。


2024年10月8日
(火)
「西口さんの作品」



来年、西口さんの展覧会をしようとゆうことで、まずは作品の整理をしなければいけない。
作品リストをどういうふうに作ろうか・・・と。
佐藤とは仕事の媒体などが違ったので、そのままではうまくいかない。
取り敢えず、2年前にKunio Galleryで2人展をした時の写真から作ってみることにした。
本の画像はネット検索で出てくるのでありがたい。
改めて見ると、この展覧会をする為に、西口さんは額を新たに新調したものもある。
額縁はあるもので大丈夫かなあ・・。

それにしても、完璧なものを作ろうとすると、この作業は永遠に終わらない。
佐藤のリストも完璧ではないのに・・・。
30年以上前、毛利彰氏の画集を作るお手伝いをし、その時にもリストを作った。
後に毛利氏より「これ役に立っています」と言っていただいたことを思い出した。
まだ手書きの時代で、私の汚い字のファイル「もっと綺麗に作ったら良かった」と思ったりしました。
バブル時代、今はイラストレーターの豪華な画集はなかなか作れない、良い時代でした。


2024年10月6日
(日)
「Kunio Galleryの
お客さま」



本日営業日。
午前中は、昔福岡に住んでいて、現在大阪にお住まいのご家族、お母さんと娘さん二人、皆さん美人。
福岡在住時に、福岡のお店によく行ってくださっていたそうで、キーホルダーなど持っているとのこと。
福岡のお店は15年ぐらい前になくなったので、子供の頃かな。
お母さん、私より若そう。

午後は、長年ちょくちょくご来店くださっているゴリラ好きの優しそうな年配の男性。
散歩がてらに来ましたと、先週お食事したニホン・ミックさん経営の「ギャラリー39」さんでも
良くお買い上げくだっさっていたとのこと。

Kunio Galleryにご来店くださるお客様は、笑顔になってくださる、そして迷惑なお客様もいない。



2024年10月4日
(金)
「ポルポさん」



ニホン・ミックの北島さんと夕食。
天神橋筋商店街・天満宮の近くにある「ポルポ」さん、とっても美味しかったです。
Kunioの近くですが入ったのは初めて、北島さんは良く来ていたそうで、
良いお店を教えていただきました。


2024年10月3日
(木)
「ショートメッセージでの誤解」



仕事では殆ど使用しない「LINE」。
確かに便利だが、短い文章で済ませてしまうので、誤解を招くことがある。

東京在住の兄とのやりとりで、
兄より「ちょっと時間頂戴」というメッセージ。
私は「急ぎなので、電話で話す時間頂戴」という意味だと思い、自分のスケジュールを送った。
それが、当日中「既読」にならない。
私は翌日、怒りのメッセージを送った。
すると、兄からも怒りのメッセージ。
兄は私の質問に対して「ちょっと待って」の「時間頂戴」という意味だった。
その後、長〜いメッセージを繰り返し、仲直り出来ました。
私は「わーっ」って言って、兄は一言で終わるような人だったなあと思い出す。
疎遠になっていたが、昨年父が亡くなり、連絡することが多くなった。

そして、先々週だったか帰宅途中に佐藤より怒りの電話。
私が送ったLINEメッセージに対してだった。
佐藤は火山が噴火するようなタチで、すぐに怒りをぶつける。
「今、電車内なので」と切ってもすぐにまたかかってくる。
早くに誤解が解決するので、良いのですが。

スプーンに在籍中、内線電話でそれぞれにかかってくる佐藤の「ちょっと来て!」
で、上司たちの集合号令状況をよく見た。
会話は大切ということですね。


2024年10月2日
(水)
「展示替えしました」



クニオギャラリー展示替えしました。
恒例カレンダー原画展です。
塗り直した看板は写真のようになりました。

カレンダーの作品、表紙に採用しなかった猫さんとネズミさんの絵が可愛いと2人の方に言われた。
2人とも男性。
判断間違えたか?!コロナ明けということもありハグと今までにないイメージで良いかと思ったんだけどなあ。
それと、今までと違うお客様の目に止まればと・・・。
看板は違うデザインで表裏にしました。