先週、クラルテの高平さんより、西口さんの絵の具などいらないか?
と、ご連絡をいただいた。
そして、本日持って来てくださった。
絵の具は佐藤と同じはずだし、画材が欲しい人はいっぱいいるはず。
うちのスタッフの脇田もアクリル絵の具を使っている、画材は高い。
絵の具を見て、若かりし頃を思い出した。
スプーンに入社した頃、私が一番下っ端なので雑用全般をしていた。
当時の決まり事に、男性マネージャー3名に飲み物を入れる事があり、朝一番は故・田中俊夫さんは昆布茶、中村さんは梅昆布茶、植原さんはコーヒーか梅昆布茶、時々西口さんにコーヒー。この時代は「女性差別」という言葉があったりしたけれど、私は何も思わなかった。下っ端が雑用をするのは当たり前だと思っていた。
そして、制作室(イラストレーターの部屋)に絵の具を常備している棚があり、この写真のアクリル絵の具の在庫を確認して、画材屋さんに発注するということもしていた。
この時に、色によって金額が違うことを知った。
金銀が違うのは知っていたけれど、学生の時は安価なセットを購入するので意識していなかったことと、そんなに消費する程も描いていなかったということだ。
自宅を引越しする時に、私の若かりし頃の作品が出てきた。
アクリル絵の具も出てきて、半分ぐらいは固まっていた。
高校生の時、美術コースを選んだので、彫金の作品などもあるけれど、下手くそ。
でも、捨てられなかった。
見ると、また何か作ろうかなあと思ったりする。
でも平面の絵ではないかな。
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