展覧会情報
|
||
会期:2003年7月20日(日)〜8月31日(日) 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)・7月31日(木) 主催:牟礼町石の民俗資料館 後援:NHK高松放送局・四国新聞社 協力:(株)スプーン 入場料:一般 300円/小・中・高校生 100円/小学生未満 無料 |
||
動物を擬人化した作品で広く知られる佐藤邦雄氏。描かれた動物たちは、実に人間的。笑っている猫、泣いているゴリラなどその表情の豊かさは毛の一本一本まで緻密に描かれ、本当に存在しているかのような錯覚すら おこしそうになります。佐藤邦雄動物画の真髄は、人間の様々な表情やしぐさを動物の姿を借りて、実に愛らしく、ユーモラスに表現しているところにあります。本企画では、1997年以降の作品を主に平面作品とオブジェの数々(約70点)を一堂に展示し、作品のアイデアスケッチから完成までの過程をご紹介いたします。子供から若者、大人まで十分に楽しめるクニオワールドの魅力と秘密に迫ります。
|
||
自分の夢や想いを絵にする楽しさ。その過程の苦しさ、出来上がった時の喜びと形になった虚しさ。これは僕にとって仕事であり遊びです。どんなにつらい悲しいことがあっても絵を描いてさえいれば幸せな気持になれます。3才より10才まで屋島の壇の浦に住んでいました。あの頃の壇の浦は貧しく何もなかったけれど、自然はいっぱいあった。親は忙しく、子供は自分達で遊びを見つけていた。この山の向こうには何があるのだろうかと想像し、毎日を過ごしていた。いろんな事が思い出されます。その近くで展覧会が出来ることを幸せに思います。 佐藤邦雄 | ||
|
|
||||||||||||
|