【Kunio Gallery 2F 過去の展示のご案内 

【2012年の展示】

佐藤邦雄のイロイロ展
2012年3月4日(日)-6月29日(金)


今回のテーマはいろいろ。
昨年は日本・世界でも大変な事がいろいろありました。
今年は良いことが沢山、
いろいろある年になって欲しいものです。

色にもいろいろ、濃い色・淡い色・渋い色・
色事の色・明るい色・悲しい色、いろいろあります。
そんな、いろいろな絵を展示してみました。

2012年3月 佐藤邦雄



この作品は、今回展示作品でDMなど メインビジュアルに使用した作品です。旗は持っていませんが、「手旗信号」で「HELP」と言っています。踊っているのではありません。どういう状況で助けてほしいのか?
皆さんのご想像におまかせします。

葛飾北斎は72才の時に、あの有名な波の作品「富嶽三十六景」 『神奈川沖浪裏』を描いています。その後も描き続け72才は過程。北斎は晩年、死んでからも描き続けるような勢いで貧乏しながら も描いています。恐ろしいじいさんです。「奥の細道」の松尾芭蕉は、風流と感じさせる作品ですが、現実はわらじ銭を得る為に惨めな地を這うような過酷な姿が浮かんできます。また、それも風流と思い、楽しんでいるような姿も浮かんできます。風流で楽しそうに見えるものが過酷だったり、過酷な時こそ何かを得たり。何かを得た時に何かを失い、何かを失った時に何かを得る。迷いつつ生きている時の過程が面白く、楽しめればと自分に言う6周年です。

2012年7月5日 佐藤邦雄

御陰さまでKunio Galleryは6周年を迎えることが出来ました。以前の場所からですと、16年になります。毎年いつかテーマが尽きるのではないかと思うのですが、佐藤邦雄の絵を描くペースは衰えることなく、アイデアも尽きる事がないようです。そして、作品は進化し続けています。今後、産まれるであろう作品もお楽しみです。そして、続けていけるのは、皆様の御陰様です。ありがとうございます。

2012年7月5日 Kunio Gallery 川端樹理子



2013 佐藤邦雄カレンダー原画展
2012年11月4日(日)-2013年2月28日(木)

「恩は石に刻み 恨みは水に流せ」という言葉があります。人は、 忘れてしまわなければいけないことをいつまでも忘れず、忘れ てはいけないことを忘れてしまいます。忘れてはいけないことを 忘れず、今から希望の喜びの種を撒き、根気よくみんなで育て、 美しい山河を守りたい。日本が素晴らしい国になりますように。

2012年9月 佐藤邦雄